「新ブラックジャック…」ではない時の、講談社から出ていた頃の「ブラックジャックによろしく」は大変見応えがあって面白かった。
それがあーた、「新ブラックジャック…」になったとたん、赤城さんが透析受けてる末期の腎不全だって。
オイオイ、そんな伏線あったっけ?
この「新ブラックジャック」の移植編だけで全9巻あります。
主人公の斉藤先生は医療行為もせず赤城さんを追いかけるストーカーしてます。
承諾もなく赤城さんの実家まで押しかけて「僕の腎臓を移植させて下さい」には、さすがに読んでいた本を投げたよ。
サイドストーリーとして描かれている、交通事故青年の脳死下臓器移植の方がよっぽど見応えあったなぁ…
コマ割りも大げさだし、スクリントーンの多様で絵にリアリティないし、昔のようにもっと書き込んでた絵の方が好きだったけど、9巻の絵のない表紙のように、いくら細かく書いてもそれ以上のギャラが発生しない事への作者の出版業界への抗議なんかな~と…
まぁ読む方はどうでもいいですけどね。