待つことも大切 | 業務連絡

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日々の出来事、思うこと、ドラマや映画の感想などを書いてます。

浅田真央選手について書きたいと思います。


今シーズンは全てのジャンプを矯正する年というのはフィギュアファンならばすでに周知のこと。
そして、ジャンプを矯正すれば、多かれ少なかれ得意なはずだったジャンプにも影響が及ぶことも、そうやって感覚を取り戻せないまま一線から消えていった選手がたくさんいたことも、今まで熱心にフィギュアスケートを観ているファンなら知っているはずです。

仮に矯正が全ておわり正しく教科書通りのジャンプが飛べても、やれ「回転不足」とか「着氷後の流れが悪い」などと難癖をつけられるのは目に見えています。
そこを浅田真央本人もわかっているので、今は酷評されるのをわかったうえでスケートそのものを見直す覚悟なのです。

五輪で銀メダルを獲得し、世界選手権でも2度の優勝の実績を持つほどの選手が、公式試合の場で目を覆いたくなるような醜態をさらけだす覚悟は相当でしょう。

中間点という新ルールを上手く利用した、ジャッジ受けするしたたかな作戦で無難に終えることも出来たはずなのに、悲壮感さえ漂わせた氷上の浅田真央がハッとするほど美しかったのは、どんな厳しい結果もすべて受け入れる覚悟が感じられたからではないでしょうか。




私は今期のSPもFSも大好きです。昨年までの力強い作品とは対照的な、スケーティングの技術そのものを問われるごまかしの効かないプログラムです。
浅田真央というスケーターの良さを十分に熟知したタラソワが作ったSPのプログラムは「さすが!」と言う感じで唸ってしまったし、ローリーの「愛の夢」もタラソワの「タンゴ」も、実はジャンプが決まらないことを計算した上でつくったんじゃないか?と勘ぐりたくなるくらい完成度の高いプログラムです。
全てをクリアし開放されたときに観る両プログラムはさぞ絶品なんだろうな。




コストナー選手が良いことを言っていので紹介しとこう。

演技は見れなかったのだけど、がんばって乗り切ってほしいと思う。彼女ができることはみんなが知っている。私が五輪でだめだったように、誰もが似た経験をすると思う。こういうときフィギュアスケートって自分にとって何なんだろうと感じるし、私は続けるかどうかで葛藤した。彼女は力強くカムバックすると思う。

(スポーツナビから引用http://sportsnavi.yahoo.co.jp/winter/skate/figure/text/201010230011-spnavi.html )

コストナーも過度な期待を受けて失敗し国内で批判されてきた選手です。
国内でチヤホヤとされるだけで終わる選手はその程度の技術しか身につきませんもんね。



そして最後に・・・・

ジャンプが決まらないことで叩く国内外のマスコミは去れ!!!

一番の悪は、日本のマスコミ。