飼っていたウサギが死にました。
7年前の5月、ペットショップで売れ残っていたウサギでした。
真っ黒の雄のウサギ。
縁があってうちの子になりました。
冬場を除いては、常にベランダに通じる部屋からいつでもベランダへ出れるようにしていたので、よくベランダと部屋の中を行ったり来たり、自分でお気に入りの場所を見つけて過ごしてました。
とにかく食パンが好きで、私がパンを食べていると「ちょうだい」と擦り寄ってきました。
滅多にあげませんでしたが・・・
ちょっとしたときに見せる仕草が可愛らしい子でした。
真っ黒の毛はツヤツヤして、フカフカ。
気持ちがいいので、私が勝手に添い寝して彼は迷惑そうな顔をしていました。
7月の始め、気温の変化が影響したのか軽い肺炎にかかりました。
獣医に抗生物質の投与を受けて一時回復したのですが、高齢のウサギにとって一度弱った抵抗力の回復は難しかったようです。
後ろ足が立たなくなり寝たきりになりました。
何度か病院に通ったのですが、病院に行くことが返ってストレスになると判断して治療を辞めました。
そのうちだんだん皮膚も弱くなりだし、3キロ強あった体重が1キロ弱になりました。
それでも昨日までは排便も排尿もしっかりあり、食欲もしっかりあったのですが、今朝になり何も受付けなくなりました。
いよいよお別れのときが近いと覚悟をし、そして、静かに息を引き取りました。
抱き上げて体を拭いてあげたのですが、その軽くなった体を感じた時にはさすがに泣けてしまいました。
もう少し早く体調の変化に気づいてあげていればよかったね・・・。
ゴメンね・・・
ウサギの寿命は7年程度と言われています。
最後を除き、ほとんど病気らしい病気をせず健康でいてくれました。
7年間、いっしょにいてくれてありがとうね。
ゆっくりおやすみ。