セブン・イヤーズ・イン・チベット | 業務連絡

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取り合えず、エンディングは必聴!


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セブン・イヤーズ・イン・チベット
Seven Years in Tibet




1939年、世界最高峰の制覇を目指し、ヒマラヤ山脈へと向かった登山家ハラー。だが彼は第二次世界大戦の勃発により、イギリス軍の捕虜となってしまう。登山仲間とともに、ヒマラヤ山脈を越える決死の脱出を図るハラーたち。そして逃亡の果て彼らは、チベットの聖地へとたどり着く。
(Yahooより)


実在したオーストリアの登山家ハインリヒ・ハラーの話ですが、映画の中の話は実際の話とは少し違うようです。
「ジョー・ブラックをよろしく」で美しすぎるブラピ様を堪能してしまった後なので、イギリス軍の捕虜となってからの髪やお髭がボーボーの汚れた(失礼)ブラピ様とのギャップが辛いわ・・・しょぼん


見所は、チベット・ラサでの生活のシーンからでしょう。
アジアの重厚で厳格な文化や習慣や色が美しいと改めて感じるシーンが続きます。

それまでのワガママで傲慢だったハインリヒが、好奇心旺盛なダライ・ラマ少年との交流や大らかで平和なラサの人々との交流によって癒されてゆく・・・
そんな微妙な心の変化をブラピ様が実に上手に演じています。

そして、異国の文化や習慣に異議を唱えることをせず、敬意を払い溶け込んだハインリヒもまた素敵な人物だと思いました。


そんな中、ご存知の通り中国はチベットを侵略してくるわけです。
たくさんの武器を持って・・・。
逆にチベットの人達と言えば、もともとは争いなど好まない人達。
だってミミズですら殺せない人達なのよ・・・。
そんな人達が武器を持つシーンは見ていて辛いの一言。



そして、ダライ・ラマ少年別れのシーンはもう涙なくしては見られませんでしたね。
たった14歳の子供でも彼は一国の指導者なのよね。
ハインリヒに語る一つ一つの言葉が重く心に響くわけ。

そんなダライ・ラマ少年の言葉に涙を流すプラピの演技がもう・・・
涙を誘います。


見ごたえのあるとても良い映画でした。





あ、そうそう。
中国では上映禁止になっているそうで、監督とブラピ様は生涯中国大陸への入国を拒否されているとの事。
 
まぁなんて言うか・・・・・・
中国も心が狭いよねぇ(苦笑)