生きているということ | 業務連絡

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山口光市母子殺害事件の遺族である本村洋さんのお姿を見ていると、本当に早く楽にさせてあげて欲しいと思ってしまう。
若くて希望に満ちいて一番良い時期である20代のほとんどを、奥さんとお子さんの無念を晴らす為だけに生きてこられたのだろう。
社会人としての生活を続けながらの活動。よく頑張ってこられたと思う。
それなのに、何度も何度も司法に振り回されて、それでも自分が表に出る事で事件の惨さや司法の矛盾さを世間に訴え続けてこられた本村さん。


未来のある少年だから極刑を与える事が出来ない?
だったら、殺されたまだ11ヶ月の子供の未来も人権はないのか。
これから愛しい我が子を育てると言う夢を奪われた母の無念はどうなるのか。
加害者の生い立ちや生活環境なんて被害者には全く関係のない事であり、司法もそれを温情の理由にしてはいけない。
不自由な環境でも立派に生きている人に対して失礼である。

人はみんなギリギリのところで踏ん張って生きているんだと思う。
でも今回の事件の少年はその一線を越えてしまった。
人間として最低な事をしてしまったのだから、結果が極刑と言う形となったとしても、それが今の法律で一番重い刑罰ならば甘んじて受けその日を迎えるべきだ。

殺された奥さんと赤ちゃんの7年は帰って来ないし、本村さんの7年も戻っては来ない。
日本の司法ってなんなんだろうね・・・・