
「友へ、チング」
ガキ大将のジュンソク(ユ・オソン)、葬儀屋の息子ドンス(チャン・ドンゴン)、優等生のサンテク(ソ・テファ)、お調子者のジュンホ(チョン・ウンテク)。幼なじみの仲良し4人組は大人になるにつれ、違う道を歩むようになる。そしてジュンソクとドンスは、対立する黒社会の組織に属して、抗争を繰り広げていくことに……。 ~Amazon.co.jpより~
ちなみに、チャン・ドンゴンは主役ではありません。
主役はユ・オソン氏です。
この方、とても良い目をしてらっしゃいます。
ヤクザとして凄みを感じさせる目。
友達に向ける優しい目。
そのギャップがとても良い。
ラストも完璧でした。
ちなみに、DVDには関西弁吹き替えバージョンがあります。
ハングルの釜山訛りの台詞に合わせて吹替えに関西弁をチョイスするなんて偉い!
吹替え見るなら関西弁バージョンを是非どうぞ。
(もちろん標準語バージョンもあります)
次ぎにコレ

「恋風恋歌」
ドンゴン氏の下手っぴなキスシーンが拝めます(笑)
はっきり言ってストーリーに捻りがありません。
本国でも興業成績が振るわなかったそうですが、私が最初に見た感想も「ああ、そうだろうな」でした。上映時間も短いので、日本だったら2時間ドラマ枠でもいいような内容です。
でも2度目に見た時に変わりました。
「いいじゃんコレ!」
そーなんです。これは後からジワジワと来る作品なのですよ。
主な舞台が済州島なので映像も派手ではありません。でもそれが良い。
島に住む世話好きで大らかな性格のヨンソ(コ・ソヨン)と、ソウルに住むエリート社員でどこか影のあるテヒ(チャン・ドンゴン)のラブストーリーが済州島の素朴な景色と重なって実に良い。
それに、「私が男だったら絶対ヨンソみたいな子に惚れるだろうなぁ」と言うヨンソ像を、コ・ソヨンさんが実に上手に演じています。
やっぱり相手役の女優さんって大事だよなぁ、と思わせてくれた作品でもあります。
私の中では、ビョンホン氏の「遠い路」に匹敵する傑作でした。
ただし、ラストはダメ。
(これはドンゴン氏も納得いかないラストのようですが)
それまでのストーリーに捻りがなかった分、ラストはもう少し捻って欲しかったわ。