銚子電鉄ごめんなさい | よし、皆纏めて相手をしてやる。
銚子電鉄に乗りたくて
千葉にきた




幼い時に祖父と上った
犬吠埼灯台が目的地だ。



灯台は上まで99段の階段をぐるぐると上る
のだが
半分にも満たないところで
既に足の上がりが怪しくなってきた


しかしここは狭い灯台の内部。
長く休憩などできない。


重さを増した足をなんとか引き上げ
最上部へ。


景色を何とか堪能し
灯台を下る。


と、すぐそばに海岸へと出る階段。
今日は波がちょい高めで
ざばざばと打ち寄せている。

よし、いこう。


と、下る道すがら気づく。




下ったら

上るのだ。





この階段を。






ヨレヨレになった体を
日帰り温泉で休め
食事処でも座っていた


さて帰ろうと駅近くまで来たとき
同行の相方が
「マズい!渡ろう!」
と走り出した。


何だ?この電車乗んのか?!
焦って続く。

途中、ふと気づく。
これ、単に踏切待ちしたくないだけだなこのヤロウ!!
単線の踏切を渡りきる直前だった。


視界が急に下がり
右膝に衝撃が来た。

次いで右手、
左手。



さらに左を見ると
銚子電鉄の車両がこちらを照らしていた。

うわあ退かないと邪魔だ。

つーか轢かれるって。


線路で冷たく傷の付いた手を気にしつつ
何とか踏切を出る。



やー
運転士さん、
線路でコケてすんませんした。
足全然上がってなかったわ。