年末の読書、

毎日新聞出版

「ある行旅死亡人の物語」

武田惇志 伊藤亜衣

おもしろくて一気に読む。



 身元不明の孤独死した女性。身分を示すモノが極端に少ない。指の欠損、手元に残る高額な現金、謎だらけの話だ。これが、わずか数行の官報に掲載された全て。記者はたった数行の文から調べ始める。


 人にはそれぞれの歴史がある、と改めて気づかされる本。ネット配信記事を読んだ記憶もあり、その詳細を知ることができたのも良かった。

そもそも行旅死亡人の読みすらできなかった。こうりょしぼうにんと読む。引き取り人不明の死者のことらしい。行き倒れと言った方が自分にとってまだ身近な気がする。


 本を読んでも謎は残る。でも、顔も知らないある人物の一生の断片に触れた気がした。読後感も悪くない。

ただ、年末にやるべきことをせずに1日が終わった。逃避読書と言ってよい。

 友人から、らんちゅうをもらって江戸錦を買いに行ってから一年が過ぎた。
飼い始めた頃はなかなか安定しなかったのだが、なんとかまぁ、生きているのである。
ズボラながらも週1回の水替えだけは欠かさなかったから、理由と言えばそれくらいだろうか。
そして、大分成長した。
白のらんちゅうが成長株。オレンジのらんちゅうは尻尾が片方育たず、身体も白に抜かれてしまった。
江戸錦はチビが元気だが、鼻頭にコブが出てきたもう1匹が横転したまま生きながらえている。
最早、いるのが当たり前になっている。

 11月は忙しかった。

あわただしさにかこつけて貴重な休みにも最低限の洗濯しかせずに部屋は散らかり放題、録画アニメは溜め放題の日々だった。

 そのような中でもベランダメダカに冬支度を、とすだれをかけたりして季節の移り変わりを感じたりしたのだが、もう一つ。

 近所の農園のキウイ販売が始まって、冬の到来を感じている。

右がヘイワードで左が香緑。農園の日曜販売で買ってきた。まだシーズンが始まったばかりなので酸味は強いかもしれない。もともとキウイにエグ味?を感じることがあり、積極的に食べてこなかった経緯がある。それを追熟という工程で甘味を増しているとのこと。味が楽しみ。

 そんなこんなで師走が迫る。一年ははやい。