気ままに旅がしたい。
思い立って新幹線のチケットと宿を予約して家を出た。行きたい場所だけ考えた。あとは気分次第。
久しぶりの京都。新幹線は混んでいた。
昼を我慢し、目的地で下車。ロッカーに荷物を入れて在来線へ。遠出してる実感が出てくる。近鉄線に京阪線を乗り継いで、第一の目的地である石清水八幡宮へ。
名前はよく聞くけど、古代から中世にかけて存在感がある。どんな場所なのか興味があった。今年の大河でも出てきたと思う。
ケーブルカーを降りて、ムワッとする山道を歩く。途端に水分が欲しくなる。倒れないように無理しないで登ろうと決めた。急に土地が開けると本社に到着した。
なにせ広い。圧倒された。
信長が寄進した土塀もあったりして歴史を感じるのだった。門前の走井餅にひかれたが、タクシーに乗りたくて我慢。
次は石清水八幡宮の対岸へ行く。いくつもの川(大きく3つか?)の合流地点が近く、対岸といってもタクシーしか思いつかなかった。
着いたのは離宮八幡宮。石清水八幡宮はもともとコチラにあったとのこと。今はだいぶコンパクトだが、平安の昔には山城国府が置かれていたのだという。雰囲気は好きである。ちなみに写真では見えにくいが、鳥居の文字は藤原行成とのこと。
歴史の勉強をしていた時に「大山崎の油座」という歴史用語が出てきた。その本所が石清水八幡宮なのである。
製油発祥の石碑、
油祖像、
くらいが油座の本所としての名残だ。
なお、御神油として荏胡麻油が売られていた。
京都に戻ってホテルにチェックイン。シャワー浴びたら、予約していた日本料理の店へ。古い友人が営んでいる。東京から京都へ行き、料亭で勤め上げて独立して店を構える。苦労は語らないけれど、努力がうかがえる。
石清水八幡宮の山は男山といい、京都では男性が厄祓いで祈祷を受けるという。ちなみに女性の厄祓いは滋賀県の立木神社なのだそう。詳しくてびっくりしてしまった。また機会があれば立ち寄りたい。
店を出て歩こうかと思っていたのに、つい地下鉄に乗っていた。服がビッショリだった。割高とは思いながらスーパーへ行く気力が失せて、コンビニで夜飲む水を調達する。駅前の喧騒から京都タワーを見上げながら、旅に来たと純粋に嬉しかった。








