上野でゴッホを観る。

SNSなどで混雑と待機列の悲鳴を見ていたので覚悟していたのだが、朝イチの回(時間指定)のためか、混んではいたものの、比較的落ち着いて観ることができた。

前も書いたことだが、通勤ラッシュと引き換えだったけど。

目玉展示の写真撮影にも、展覧会グッズ買うのにも列に並ぶ必要があるのだが、まあ、事前の情報通りな訳で格別な感想はない。

 目玉の「夜のカフェテリア」も雰囲気があって良かったと思えたのだが、それよりも「じゃがいもを植える農民」と「じゃがいもを食べる人々」に惹かれたのはなぜだろうか。絵葉書を買ってしまった。

ほぼ同時期に描かれていて連作かとも思ったが、この当時、オランダにいたゴッホは農民の農作業やら織物作業の様子をいくつも描いていて、下の食べる方が1885年4月の作で、植える方はその前年8月〜9月の作とのこと。農民が、冷涼なオランダの地でじゃがいもを作り、食べていた…だけのなんてことはないかもしれないけれど、決して明るくはないし、貧しい生活、あきらめもあったかもしれないけれど、目の前の大地にくらいついている農民たちの様子が迫ってきたのだった。