先日行った落語会の最中に、観客のスマホが鳴った。師走の恒例にしている落語会で、とても楽しみにしていたから、公演中に同一人物が四度も鳴らし、しかも、前半だけでなく後半にも繰り返したものだから怒りより、がっかりしてしまった。

 鳴らした人物は休憩中に電源を落とさなかったことになる。自分のスマホは鳴らないという無責任な自信でもあるのか?それとも、スマホを切るという意識がないのだろうか?

 最近では、公演中に皆が噺に集中して、張り詰めた空気のときに、ふと頭の片隅に誰かのスマホが鳴るのではないかという思いがよぎることがある。それくらい周りが信用できない。まあ、同時に自分自身も信じられないミスをするから、信用ならない部分もある。少し気にしすぎかもしれない。

 

 話は少し変わるのだが、職場のボスは部下の失敗やミスは必ず起きるものとして、人に過度の期待はしないという。だから、失敗やミスが起きても腹が立たないそうである。実際に着任して、もうすぐ2年になるが、今まで一度も人のミスで感情的になったところを見たことがない。

 まあ、これは公演中のスマホ鳴動とは次元の違う話だが、スマホくらい公演中に鳴るものだとして諦めていれば、たとえ鳴ったとしてもがっかりしなくなる、、、わけがないな。防ぐ方法はこまめな呼びかけ以外にあるのだろうか。


落語会とは別の日、師走の夜に街を歩く。