近頃、女性泌尿器科とかウロギネセンターとかを標榜する病院が増えて来ているようですが、診療内容は玉石混淆で再発や合併症の多い施設もあり診察を受けるにあたって何を指標に選べば良いか迷われる患者さんも多いと思います。インターネットの検索サイトの上位に来ている施設にもいいかげんな施設があるのは周知の事実です。私は月一回、札幌の時計台病院で手術をしていますが、道内の遠方からの患者さんが多いことに驚かされます。数年前には旭川や富良野にも手術に行っていたのですが、農業の盛んな地域には多くの骨盤臓器脱患者さんがおられることを実感し、是非道東にもウロギネセンターができたらよいのにと思っていました。

現在、第一東和会病院でウロギネ修行中の渡邊医師は、北海道出身で私が富良野でスカウトして来てもらった泌尿器科医ですが3月いっぱいで2年間の研修を終えて、4月から旭川に帰られることになりました。

2年間で1000例ほどの膨大な手術をこなして立派なエキスパートになられました。指導者としても十分な実力をつけられました。

旭川駅前の北彩都病院に赴任されますがウロギネセンターを作られる予定です。現在ブログも作成中とのことで、道東、道北の患者さんには朗報です。

詳しいことがわかればまた報告します。