最近のLSC

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第一東和会病院ウロギネコロジーセンターでは、相変わらず骨盤臓器脱に対して腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)を週3-4件は行なっていて、施設としての症例数は500件を超えた。

私自身の執刀数も前任地から数えて500を超えた。メッシュの張力を次第に緩くしたり、張ったメッシュの張力に影響しないようにダグラスを高位で閉鎖するとか、ダブルメッシュLSCが次第に優れた術式になってきたと実感している。
これら術式の改良には名鉄病院の成島先生、KKR高松病院の岡添先生らの、アイデアが大いに寄与している。
この日本式LSCとも呼ぶべき術式を世界に発信しようと、前向き試験としての他施設共同研究をようやく開始することができた。
名鉄病院、岐阜赤十字病院、KKR高松病院、第一東和会病院の4施設で300例の症例数で有効性、安全性を検討するのであるが、多分手術数は1年以内に達成されると思われる。3年目までの成績を論文にまとめたい。

またこの2ヶ月間、LSCにPTFE製メッシュであるORIHIMEを使用したが、なかなか術式との相性が良かったので、30例ほどの成績を後方視的にではあるが、まとめて発表する予定である。

まだまだ材料を含めて改良の余地を見出したいと考えている。





骨盤臓器脱 市民公開講座

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11月10日に高槻現代劇場で骨盤臓器脱についての市民公開講座が開催されます。
女性の10人に1人は罹患する病気でありながら、正しい情報がまだまだ少ない疾患「骨盤臓器脱」について私と鍬田知子医師がその原因、疫学、治療法などについて講演します。また元患者の会「ひまわり会」から会員の体験談が、また第一東和会病院の理学療法士から正しい骨盤底筋体操の講義もあり盛りだくさんです。
気になる方はお誘い合わせの上お越しください。

参加費は無料です!
前回の北海道出張が地震の発生日だったのでキャンセルとなったので、2か月ぶりの北海道である。

北海道に降り立つと元気が出るのは不思議だが、私の第3の故郷ということか。

今回初日は札幌時計台病院でLSCとTVMを執刀したのち夕方の特急オホーツクで滝川へ、ここで富良野タクシーに乗って富良野にたどり着いた。

富良野では協会病院の先生方とまず情報交換会、串揚げのお店でなんでも美味い。






2日目、TVMハンズオンは午後なので、朝食後に富良野ワイナリー横の葡萄畑を見学後、散策しながら病院まで帰ってきた。もう冠雪している大雪山系の山々も美しく、気持ち良い朝の散歩だった。



午後からTVMハンズオンを2件しました。2件目はリスクの高い高齢の方だったので結構な子宮脱だったがアップホールド型としてPメッシュは省略した。
夜は一将というおでん屋で反省会。




翌日土曜日は車を借りて紅葉狩りに出かけた。
まず、鹿追町にある福原山荘、ここは私邸の庭を紅葉の期間だけ一般公開している。楓は結構散っていたが、空の青に映えてたいそう綺麗だった。



時間があったので然別湖畔まで足を伸ばし、さらに時間があったので遊覧船に乗ってみた。ほんの3-40分の観覧だったが楽しい時間だった。


あとは長駆、新千歳空港までドライブ、スムーズに到着しフライトまで時間があったので、恒例の入浴を楽しみにしていたのに地震の影響で新千歳空港温泉は休業だった。とはいえ久しぶりの北海道の空気にエネルギーをもらって帰阪した。