前後メッシュを統合した後、メッシュが腹腔内に露出しないように腹腔の内張りである腹膜という膜で覆います。

その途中でメッシュの脚を岬角という部分の前にある前縦靭帯というしっかりした組織に縫合して子宮頸部や膣壁を挙上した位置に固定します。左の図で糸がかかっているところが岬角です。右の図は腹膜でメッシュを覆った様子です。

 

最後に臍部の創がら子宮を細切しながら摘出し、それぞれのポートを抜去し、その創を閉じて手術を終わります。