今日、天才に出会ったのかもしれない。

その人に会ったのは中学のときなんですがね。
なんでそんなすごいことを
今まで言わずに隠しておいたんだ?

物事って
ある一点の真理があって
そこから派生していくと
普通考えるじゃないですか。

というよりソクラテス以来の哲学者は
それが当たり前のように語って
その後もその部分を議論する人って
聞いたことない気がします。

それが今日彼が
中学の時から30年以上一緒に過ごしてきた
男がですよ、
突然、
真理が1つだと考えるのが
そもそも間違っているのだ、と。

こういう
哲学的なことを話すやつじゃないんです。

でも
いつもその素朴な疑問から放たれる
とてつもなく純粋な考えに
何度も衝撃を受けていました。

だからぼくは人生の師匠は2人いて
ひとりはやはり
ゆっきー先生で
もうひとりは彼でした。

彼曰く
真理が1つだとらいうあたりからスタートするのは
その人の身勝手さなんだと言うんです。

自分の意見を体系化するには
ひとところからスタートするより
他に手立てがない。

でも真理というのは
人の数だけあるというのです。

決定論なんていうものを振りかざして
彼に説法していた自分が
とてつもなく恥ずかしくなりました。

本なんて読みますとね、
自分の頭でものを考えないようになりますので
自分もかなり毒されてきているなあとは
感じていました。

でも
いつもほんの隣にいる人間から
こんなとてつもない説を聞く羽目になるとは
思いもよりませなんだ。

最後の決定的な一言。

普通の人は
みんな分かってることなんだけどなあ。。

です!