2023年9月7日から9日まで千葉県で第30回日本排尿機能学会が開催されました。

 

9月8日から参加してきました。

 

 

もともと今年は参加せずにお留守番の予定でしたが、

一般演題(口演) 「間質性膀胱炎・膀胱痛症候群」

の座長に選ばれたので急遽参加することにしました。

 

とても勉強になるが学会でした。

 

このブログには主に間質性膀胱炎に関する演題について何回かに分けて私の感想を述べていきたいと思います。

一番最後に今回の学会で久しぶりに集まった全国の間質性膀胱炎の治療を積極的に行っている医師たちと話し合ったことなども簡単に触れたいと思います。

 

で、(その1)です。

 

本学会で取り上げられた間質性膀胱炎に関連する項目を列挙します。

 

学会賞候補演題の基礎研究部門に2演題が発表されました。

そして今年の学会賞の基礎部門がこのうちの一つである

「ヒト乳歯歯髄幹細胞を用いた間質性膀胱炎に対する根治的治療法への挑戦」

九州大学 岡部先生

でした。

 

あとは教育セミナーで

「間質性膀胱炎の近年の動向と治療戦略」

新東京病院 新美先生

 

そして私が座長を務めた一般演題が4演題ありました。

(しかし残念なことに台風の影響で1演題が取り下げ)

一般演題は基礎研究が1つ、漢方薬に関することが1つ、ジムソに関する内容が1つでした。

 

最終日にはLUTSシンポジウム6として

間質性膀胱炎:病態、診断と治療の最前線

で、

ゲノム病理解析が照らし出す間質性膀胱炎の実情

東京大学 秋山先生

 

AI支援膀胱鏡画像診断の展望

東京慈恵会医科大学 古田先生

 

正確なハンナ病変の診断と再発防止を目指した外科的治療のtips & tricks 

県立広島病院 梶原先生

 

DMSOの特性・作用機序と治療成績

東京女子医科大学付属足立医療センター 巴先生

 

以上でした。

 

今回は自分の発表が無いので詳細なことは書けませんが以上の発表に対する印象や感想などを書いていきたいと思います。

 

ただ、今、少しバタバタしているのでブログの更新は気長に待ってください。