摺り足ですすすす〜〜〜 | うりんこ付属演劇研究所ブログ

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一休です。前回の投稿からから間が空いてしまいました。

今回は7月23日のレッスンレポートをお送りします!

 

 

対面でのレッスンが始まり気付けばもう1カ月が過ぎました。

 

研究生同士、段々と打ち解けてきて、フランクなやりとりが多くなってきました。

みんな研究所にも慣れてきて、おやつや食料をモグモグ頬張っている姿をよく目にするようになりました。お腹すくもんね〜🍙

 

 

去年41期の時に、レッスンを欠席した人に向けて動画でメッセージを送るという遊びをしていたのですが、(大概がおふざけ動画でしたが)今期もその伝統(?)を継承させようと、みんなで動画を撮ったり積極的にアイデアを出したりしています。

すると、みんなノリノリで何かやってくれたり、思いもよらないアプローチで返してきたりして、毎回自分たちでも笑ってしまうようなものが出来たりします。🎥

 

本当にくだらない遊びなんだけど、人前で本気になってふざけたり、自分をさらけ出したり、何かをやる瞬発力や発想力が

どこかで演劇に繋がっていったらいいなーと思っています。

 

なので稽古が始まって、煮詰まってしまった時にもこの遊び心を忘れずにいられたらいいなぁと密かに思っています。

 

 

さて今回は柴田さんによる日舞のレッスンでした。

劇団員のちぇりーさんにもアシスタントとして参加して頂き、まずは浴衣の着付けから教わりました。👘

皆んな浴衣を選ぶところからもう楽しそう。

 

まず先生に教わりながら帯を結んでみます。苦戦しながらも

なんとか形になったかなぁと思った矢先、

柴田さんから「はい、じゃあ解いて。今度は一人で結んでみましょう。」と言われ再チャレンジ!

僕は去年教わったにも関わらず、苦戦して結局先生に手伝ってもらいました。……次こそは一人で着ます!

 

そんな中、あおいはなんと自分で浴衣を作ったこともあるらしく、

一人であっという間に着て他の人を手伝っていました。

帯の結び方も綺麗で凄いなぁ〜と感心しておりました。

 

 

浴衣が着れたら、先生へ挨拶するところから始まります。

みんな一列にお行儀よく並ぶと、なぜか柴田さんが笑ってしまうのが面白かったです😂人形みたいに見えたのかな〜

 

そして和服を着た状態での歩き方を教わります。

そう、なんといっても摺り足です!

 

ただ女性と男性では歩き方が違い、女性は膝に紙を一枚挟むようにやや内股で腰を入れてすすすーっと歩きます。男性は足を肩幅ぐらい開き足先を真っ直ぐ平行にして、やはり腰を入れた状態で歩きます。

 

早速歩いてみると普段着慣れている服とは違い、動き辛くどこかぎこちない……

 

そこで摺り足に慣れるために名前鬼をやりました。追われることのドキドキ感と面白さで大盛り上がり!上手にできたかどうかは置いといて楽しかった〜!

 

 

そしていよいよ「京の四季」の春の部分の振り付けを教わりました!

 

この曲は春、夏、秋、冬の4つの季節を舞で表現します。

全ての振り付けに意味があって、まるでマイムのようになっているんです。

 

目線の動きで遠くの山を見ている様子を表したり、扇で舞い散る花びらを扇いだり、お酒を注いでもらって酔っ払ったり(ただし色っぽくですが)

 

自分でやっていて、目の前に一つ一つ情景が浮かんできて、これも一種のお芝居なんだなぁと感動しました。

 

今回は時間の都合で女舞だけを教わりましたが、これに男舞が加わるともっと情景がはっきりと浮かんでくるので楽しみです!

 

長くなりましたが今回はこの辺で。

最後にみんなでハイポーズ!📸

 

 

 

*おまけ*

〜もし42期生で時代劇をやったら。一休による妄想配役〜

 

写真前列左から、

はるほ・・・・お城を抜け出して城下町へ遊びにきた世間知らずのお姫様。

あおい・・・・街へ興行にきた旅一座の娘。はるほの正体を知らぬまま仲良くなり一緒に街を見物して回る。

ぶっきー・・・茶屋の看板娘。はるほの正体にいち早く気づく。

ゆき・・・・・はるほの従者で凄腕の剣士。お城から遣わされ陰ながら姫を見守るが、楽しむ姫の姿を見て城へ報告するか如何かで揺れる。

金ちゃん・・・うだつが上がらない亭主と共に乾物屋を切り盛りしている。

みらい・・・・裏で賭博場を牛耳る謎の女。はるほの正体に気が付き何やら企む。

一休・・・・・乾物屋の主人。妻の尻に敷かれながら、みらいの賭博場で借金を作ってしまう。はるほの正体を知り借金返済に利用できないかと企む。