ブログで韓国語講座 70 理由と先行動作の語尾 | 京都駅 ウリ韓国語教室

京都駅 ウリ韓国語教室

京都駅前で韓国語の講座を開いています。
https://urikankyoto.amebaownd.com/
所在地 京都市下京区油小路通塩小路下る南不動堂町3
ハングルの読み書きクラスから、授業をすべて韓国語で行うクラスまで、少人数で会話中心の学習です。

もと生徒 による初心者向けの韓国語講座、第70回です。

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【1】理由をあらわす

「熱が高くて行けませんでした」

「ベッドが狭くてよく眠れませんでした」

「時間がなくて新聞さえ読めません」

このように、

○○が□□くて△△だ

という形の文(□□が理由を表す文)を作るときには、

理由を表す文の用言を連用形にして、その後ろに

を付けます。
用言の連用形については第50回を参照してください。

 

열이 높아서 못 갔어요.

熱が高くて行けませんでした。

(열=熱、높다=高い)

 

침대가 좁아서 제대로 못 잤어요.

ベッドが狭くてよく眠れませんでした。

(침대=ベッド、좁다=狭い、제대로=よく、자다=寝る)

 

시간이 없어서 신문조차 못 봐요.

時間がなくて新聞さえ読めません。

(신문=新聞、~조차=何々さえ)

 

【2】先行動作をあらわす

「座って読んでください」

「詳しく説明して了解を得ました」

「絵を描いて壁に貼りました」

このように

「何々して何々する」

という文にも

用言の連用形+서

を使います。

 

앉아서 읽으세요.

座って読んでください。

(앉다=座る、읽다=読む)

 

자세히 설명해서 양해를 얻었습니다.

詳しく説明して了解を得ました。

(자세히=詳しく、설명하다=説明する、양해=了解、얻다=得る)

 

그림을 그려서 벽에 붙였어요.

絵を描いて壁に貼りました。

(그림=絵、그리다=描く、벽=壁、붙이다=貼る)

 

【1】【2】は同じ文型をしています。理由を表しているのか、先行動作を表しているのかは前後の内容から判断できると思います。

 

第24回で並列する動作を表す語尾"고"をご説明しました。これも

「何々して何々する」

と訳せますね。

の方は前後の文に関連性が無いのに対し、の方は前の行動あっての後ろの行動というように前後に関連性があります。

Aさんと会って映画を観ました。

という文をを使って作ると、

『Aさんと一緒に映画を観た』

と解釈されます。

一方、を使って文を作ると

『Aさんと会って別れた後に映画を観た』

と解釈されます。

 

以上しげたか でした。

 

 

 

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