洋食屋 綺・Luck (キラク)・横浜  | ●×●の備忘録

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物忘れがきっと来る自分の為の備忘録

子供の頃から一番は、ハンバーグ!
家のではなく、
あの懐かしきナツメグの利いた、町の昔の洋食屋の。
そんな子供時代だった私はやはり、
B級グルメ人間なのかもしれない・・・と、
つくづく思った日。

4月5日
横浜、紅葉坂の洋食屋へ一人。

>戦後の昭和22年、伊勢佐木町3丁目にオープンした「レストランキラク」。紅葉坂に移転した今なお、父子2代で築き上げた洋食屋は、新しいものを取りいれつつ、老舗の伝統の味を今に引き継いだ逸品を楽しめます。(引用食べログ)


ハンバーグが美味しい!絶品   と言うコメントが焼きついていて、
(と・・・言いつつ、皆様の画像から浮かぶハンバーグの感じは、実はそもの私好みとは違いそうなものであったけれど、とても評価がいいので、やはりハンバーグ好きは試してみたく。)

訪れてみる。

食べログで以前評価等は見たのだが、実は詳しい内容は忘れていて、
予想外に感動したポイント(春ゆえの山椒使いかと思ったのだが、それが定番なようで)もあったけれど、
後から見たら、季節要因でないようなので、そう考えるとちょっと残念w

よさげなお店で楽しみたい時は、
繁忙時間は避けるのが無難な主義なので、13時20分頃、

入り口イメージとギャップのあるw
すっきりとこ綺麗な、
オープンキッチンの、そう広くはない店内、
全て女性客、
丁度何名かは帰る頃、まだテーブルと奥行き広いカウンターに2名、

一人なので、当然カウンター誘導、
私はカウンター好きだし、
このお店同様、最近のお店に多いやや広めのカウンタータイプは居心地よく好きで、
ピーク過ぎのおかげで直に左右には人もおらず、それはよかった。

お目当てのハンバーグランチを注文、

女性の昼ランチは、
帰った人のテーブルもいる人々も、
大抵そうだが、アルコールの名残はない、
飲めない人か、
昼間は飲まない人か、
お酒好きには勿体無いことに思えてしまう、

たぶんこのお店どうも人気店で、
味や評判も悪くないよう・・・そういうところでこそ、お酒と共の食事が愉しいものだから。

アルコールを聞くと、麒麟クラッシックの小瓶とグラスワインだそう、
麒麟は好きだけど、炭酸よりはワイン気分矢張り、
赤ワイングラス。
(ここで、カウンター端にいた40代くらいの二人連れ女性客がこちらを注視。)

グラスワインは500円らしい、

近頃チープワインしか飲まない私には銘柄や種類までは解らないけど、
イタリアフランスと言う欧州っぽい感じではなく、
ベリーさと味わいは悪くない、チリ系だろうか?
グラスだけあって当然軽めだけどね、

ポーションスープ以外、
前菜は、イメージよりもどれも味付けはしっかり目、
塩分」というより、ブイヨンの煮込みだろうか?
寧ろ、このお店のイメージから言うと、濃い!・・・と思ったほど。
不味くはない、
そして和素材使い、
大根の和テイスト、ブイヨン煮だろうか?
そしてオカラと切り昆布、鶏肉の和え物の前菜、
勿論素材は和だが、俗に言う和食の卯の花惣菜の甘辛では当然ない。

まさか洋食屋でオカラは想定外で、ワインにも合ったけど、この洋オカラ日本酒にも合いそう、
大根もおからも、
味しっかり目が特にお酒に美味しい!

洋食店での意外な取り合わせに、
「オカラですか?」と思わず聞いてしまう。

寡黙でストイックなイメージのシェフは、とても丁寧に説明してくれる、
おからをトマトジュースベースで。塩麹につけたササミと和えたとの事。
いい肴w
この前菜と、
パン半分とでハンバーグの前にグラスワインなんて軽く消えてしまうw

パンは、タベログを帰宅後見たら、
以前はもっと違っうタイプの自家製、
今回は自家製ではないと思うのだけど、フランスパン、
以前のパン評判よく、
食してみたかったながら、
実は私は以前の評価イメージで浮かんでたパンの生地感よりも、
洋食にはフランスパン派なので、
今回のフランスパンである意味問題なし、
でも、
添えつけのバターの少なさが昨今の風潮?(画像通り、厚さハーフのサイズハーフw)
近頃はお客があまりバターつけないご時勢?

バターのサーブを頼む、
(ここでまた、先の、カウンター端の二人がこちら注視、)

ハンバーグ登場、

当然ワインの追加を頼む、
(更にまた此処で端の二人に注視された・苦笑)

人参グラッセ、マッシュポテト、膨らんだ厚みあがるハンバーグ、
個人的には、添えつけ、一色緑も欲しいと思えたが。

風貌は、「ホテル洋食」
添えつけもハンバーグも、
食した印象、やはり「ホテル洋食」系

総じてとても丁寧に仕上げられているし、
メインは前菜よりはソースを引き立てるためか、
より淡白で品のいい味加減、
デミも如何にもフォンドボー、と言う感じのお色濃さながら丁寧なすっきり系、
人参グラッセ、普通嫌いだけど、
こちらのは調味的甘みのない、あっさりブイヨン煮でとても好みだ。
マッシュポテトもとても軽くなめらか上品に上がっている、

お肉は見た目、外しっかり焦げ目焼き(ビジュアルは期待)、
ナイフ入れると、肉汁ジューシーにあふれ出す・・・・と、
正に皆さまのコメント通りの様相、

・・・・処がだ・・、
私は・・・・???

お肉は、
周囲をしっかり整形し肉汁が出ないように固めて中に肉汁ホールド、
いわば小龍包的、
或いは、
この例え、誤解はさけたいが、敢えて使えば、
冷食メーカーフレック(今大手?が抱き込んだ筈)がスーパー展開してる洋食亭だかのハンバーグのフォーク入れた弾力や肉汁感に似てなくもない感じ、

或いは大ヒットしたガストのチーズインハンバーグ等の構造と歯ごたえ感に妙に近い、
(・・・・って、冷食使ってるって言ってるのではありません、
肉汁封じ込め製法的なテクなのだと思う、
なんだろう?網油とかでどうにかしたりとか、下ごしらえ時のタイムラグとか、)
表面一度加熱系?か、
或いは具財の配合か。
つなぎ物を減らして、練りを相当しっかりやるとああいう食感作れるのかなあ?
ともかく、そんな成型テク。

俗にいう、普通標準的ハンバーグパテ成型であの手の食感にはならないと思う、

つまり、
お肉は・・肉汁たっぷりでもジューシイさとはまた違う、
油脂の少ない、
ある意味、肉汁と分離させる構造?に思う、寧ろぱさつき系、(イメージ悪い例えだなあw)
その意味歯応えのある肉々しい食感とも言える?
でも、そうなるとお肉自体の味が特に美味しいと言うお肉ではないので、
歯応え的意味合いだけれど、
とはいえ、
最近逆に世の流行の、
ふわとろ系みたいな柔らかすぎるのは逆に嫌いだからこの方がいいけれど。、
個人的にも脂っこすぎるお肉より脂肪身味少ない肉系好きだから、
これで構いませんが。

この、ビジュアル、切って溢れる肉汁の食感強いハンバーグ、
マズイとか言いたいのでは決してないのだが、

総じて、私の好みとは違うなあ、と言う事。

洋食系ハンバーグと言うより、
言ってみれば、
ソースは別として、
イメージで言えば、ステーキ屋系で供されるハンバーグ的仕上げ・・・と言う感じ。
総合的には(見た目や味ベースは)丁寧でリッチなホテル洋食の、
ステーキ屋系ハンバーグ?
ながら、
作り加減が、洋食と言うより、
和食的な意思や濃度を感じさせる洋食だと思う、
このランチコース自体が、
油脂での深味よりブイヨンなどで味を出すような細やかさ、

想定外のヒットは、
(考えたらその意味でも和的だけれど)
前菜もそうだった様に、
和テイストの利かせが上手いシェフなんですね、

食べていて、「あれ?」山椒?えっまさか?
と思って聞くと、デミには山椒がスパイスされていると言う、

これは、このお店の甘みを抑えた純粋というイメージのデミにとても合っていて、
想定外に驚きつ、とても美味しかった、

このとき私は、春だから「山椒バージョン」なのかと思ってしまったのだが、
後でタベログ見たら結構記載があり、それが定番だと知る、
合うからこの定番はとてもオリジナルで印象深いし、
シェフもいいセンスを感じさせてくれる、けれど
勝手に、
季節的しつらえかと思ってしまった感動はちょっと減るw

デザートはシフォンケーキ、
この手はその時によって変わるようだけど、
今回的には、私はハズレたと感じる、

このお店の味や食感で出されるハンバーグの〆のデザートとしては、
バランスイマイチ、取り合わせ的に合わない。
デザートに疎い私は、
では何が?と問われると困るのだが、
このランチコースの〆流れの〆には、これは違う、としかいえない。

珈琲は、
我が家にもある普通の珈琲サーバーで落としているが、
ブルマンブレンド系かな?
濃い目好きの私にはかなり薄めで残念だが、
やはり風味はいい感じ、ランチコースで出される珈琲的には、
比較的まともな引き豆で出されているお店な方では?と思う、

コース的に1600円くらいだかでコスパ素晴らしい評価が高いが、
そうなのかは解らない、
誠実味と丁寧さの伝わる仕事所作、と言う意味ではそうだ。
後で喉が渇く・・と言う大抵の外食に憑き物さもそうなかった、

サーブの女性は話好きで流れちゃうとこ玉に瑕wだが、
お水のサーブなど、そつなくされており、いい感じ。

時間を外したのも正解だからなのだが、
兎も角、

総じて此処でゆっくりと飲食していた約一時間半、
居心地は滅茶苦茶いいのだ。

お店の居心地で言ったら、本当に気に入って、
近かったら、このお店私は、常連になりたくなる魅力がある、
大人には居心地のいい距離感とこなれ感のあるお店だと思う、

自惚れでなく、
シェフもやや、こちらが近在者でないのが残念そうに見えた、
お客ルール的にまともな客に思ってくれたのだとは思う。

常連でもない女一人でフラッっと入って、
ランチ酒も楽しみつ、

ひょいと意外な味の取り合わせのお料理の愉快さに嬉しく、
シェフに問いかけ楽しいやり取りが出来、
丁寧な仕事にゆったりとした心地でいられる、

久々に、一人遊びだからこそ味わえるとてもいい時間を堪能させて貰えた気分で、
本当に愉しい食事だった、

そんな一連が自然にスムーズ出来るお店だったのだが、
それが、如何にもこなれたお店も食事も堪能している風に見えたのだろう、

先のカウンター端女性に声が掛かる、
「美食家の方なんですね。」

ちゃうよ、
「B級なお酒好きです」と応える、

ただ、
思えば、この点は遊び上手な親に、
「外で(店と客)の愉しみ方」を見せられながら育っただけなのだ。
このお店、
洋食と言うより、
ストイックな板前さんっぽさあるシェフとお店の空気感とお料理が噛み合っていて、
私には本当に居心地よく、
とても愉しく食事が出来る好きなお店だなと思った、
コースも、前菜やソースや、作りこみは総じて言えば、そのイメージと同じ、
悪くない。

なのだけど、
一番個人的には楽しみ且つ、
メイン料理のハンバーグ、

うーん、
これがだねえ。。。。
タベログであそこ迄絶賛されるしつらえなの? だろうか?
それとも、
今日日は、あの手のつくりのハンバーグが今は好まれるのか?

でも、なんと評したらいいのでせう?
マズイと言いたい訳ではないのだ、
それぞれに美味しさもあったりするのだ・・・

私的には、
ならば、こういう際、
お肉と、溢れる肉汁と、ソースで・・・
三位一体渾然一体・・・・
と言うあの味覚魅惑の=ハンバーグらしい至福感みたいには、
上手く噛まない、

なんていうのかな?
それぞれが誠実に丁寧に仕込まれていて美しい、
でも、存在が独立してるなあ、

シェフの独自性もとても感じる、
でも、
違うのだ。

総合的には、これは私の好きなものとは違う。

其処で思ったのだ、

こちらのしつらえのハンバーグが斯くも世評高く、
ああも絶賛や絶品ものであるというならば、

やはり、私の舌はB級なのだ、

実は、もう長く私は外でハンバーグを食べなくなった、
何故なら、
余りにも外れが多すぎ、今やトライする熱がないのだ、

とはいえ、私が食べたいのは、
凄いものでも、
お粗末すぎるものでもなく、
B級な私の味覚に合う、
「とても普通な」奴で、

でも今や、
そんな昔ながらのハンバーグや、
洋食屋は時代の波に消えたか・・・
中々当たれないのだ。。。。。

どなたか、
そんな、単に普通っていう、よい情報はございませんか?