やうやう白くたなびくやの春、 | ●×●の備忘録

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物忘れがきっと来る自分の為の備忘録

昨日はそれでも春の始りの風の強、寒さ、

今日にようやくの春・・・と言う陽光と温感になってきた、

昨日訪問延期したお宅への訪問、
ようやくにぱあっと明るく暖かいでも、
湿度は皆無のさらりとした今日の気分には、

も少しすると絞り物は厚くて無理、
丁度いい塩梅、一見モノトーンながら、
実際見れば紫~赤紫の縦色味の入ったクールとは違う色調も出せる小紋、



画像にしたらつくづくと、
なんともうっとりさせる絹のとろみじゃないですか?

桶板絞りの小紋、作家物松煙染の塩瀬、
「春はあけぼぼやうやう白くたなびく山ぎ・・・」



柔らか物の真骨頂、
なんとも言えないドレープ感、

やはり紬より格段に魅力的、

何で当世、かくも柔らか物の人気は低いのか?
何で元は作業着でしかない紬が持て囃されるのか?
(織物としてのそれなり良さも解るけど・・・「衣装」と言う本来の価値や意味から言ったら、
柔らか物やはり格段麗しいと私は思う。)

私にはどうも納得できない。
自身は、持ち味的に柔らか物が似合うはんなりとした人間ではないけれど・・・
努めて、
柔らか物が魅力的に見せられるよう、そんな風に着てゆきたい、


へちま襟の叩き小紋地コート、
はるか昔10代の頃から長羽織派だったけれど、
近年は、羽織よりコートのストイックさの方が好き。
コートの落ち着きの方がおさまる・・・
と言う歳も取ったという事でもあるのだろう、

着物と色調は合わせて春の(冬の名残・・・ではなく、
春の小さな始まりの春、そんなコーデが今日。

絞りの着物も、
今日辺りは暑くも寒くもなく、
絞り特有の生地の軽さが、
ほんとうにちょうどよく、いい選択になった日。



一方、
こちらは3月初めの春名のみ、
冬がまだ名残りながらの春の空気の始る頃、


自宅で来客迎えの時、
気温的には紬、
色は桃花、直くる爛漫に思いを告げる如何にもの色味、
けれども帯揚げや全体の色調はその冬の名残もまだある境目のある気分、
そんな色、生地の組み合わせ。


無地紬、紬八寸、レースショールは2枚かさね、
帯締も濃紫系の一種、


半襟(=襦袢)はどちらも同じ、
でもトータルなコーデで季節感やイメージは変えられる、

ここが何とも楽しいところ。