06よもしろうの滝・新潟県妙高市 | しぶきの滝ブログ

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赤目四十八滝 荷担滝

こんにちは 今日も朝から青空が広がっていました 少し薄雲がかかってきましたが まずまずの お花見日和になっています

篠山城跡の開花情報は「7分咲き」(観光課調べ)見ごろになっています

先日から出店があり夜にはぼんぼりに燈が入り 市内各店舗では 期間限定のお花見弁当やスィーツ販売し楽しみ頂けます

 

篠山城は1609年(慶長14年)に築城され 今も残る高石垣や城下町には約1,000本のソメイヨシノが咲き誇ります 

 

 

よもしろうの滝・妙高市

 

 

 大毛無山に源を発する万内川の支流に懸かります。新井市西野谷から名立町へ抜ける大毛無山の林道の途中に懸かり車窓からも見えます。この滝には与茂四郎(よもしろう)と娘の純愛伝説が残っています

 

よもしろうの滝伝説

 その昔、西野谷に与茂四郎というひとりの若者が母親と二人でわずかばかりの田んぼと、炭焼きで賄いをたてていました。

 与茂四郎が焼く炭は、町でたいそう評判が良かった。

 炭の原木を求めて次第に山奥深くへ入るようになり、とうとう山の山頂付近まで出掛けるようになった。

 そこには、海側の「ひやま」という村の者も炭を焼いていた。

 与茂四郎は、その村の源平という男と親しくなった。

 ある日源平は与茂四郎を自分の家へ案内してくれた。家には村でも評判の親思いで美しく、働き者の娘がおり与茂四郎はその娘にすっかり心を奪われてしまった。

 幾度か足を運ぶうちに、二人は将来を誓う中になった。与茂四郎は娘に会いに行くたびに娘の好物の岩魚をつかまえては持って行った。

 その日も娘の家に行こうと岩魚を探したが一匹も姿が見えなかった。与茂四郎は必死になって探し回ったが一匹もいなかった。それでも川を遡って行くと滝があった。その時村人が「滝の上には岩魚が群れを作って泳いでいる」という話し思い出した。

 陽も傾きはじめたので、その滝を木の枝につかまりながら登りはじめた。滝の上の流れが見えるところまで登ると、村人が行っていた通り岩魚が群れていた。与茂四郎は足を踏ん張り、滝を登り切ろうと力を入れたとたん足を滑らせて滝壺へと転落し、息が絶えてしまった。

 一方娘は長い黒髪に花を飾り与茂四郎を待っていた。あたりが薄暗くなりはじめたが与茂四郎は来ない。娘は胸騒ぎを覚え父の源平と一緒に捜しに出掛けました。

 方々捜したが与茂四郎は見付からない。あきらめて帰る途中ふと径の脇の滝壺を見ると、そこには息絶えた与茂四郎の姿があった。娘は悲しみのあまり、その与茂四郎にすがり付くように滝壺へ身を投げてしまった。

 このような事があってから、この滝壺にはいつも二匹の岩魚が寄り添って楽しげに泳いでいると言う。村人は哀れみ、いつしかこの滝を「与茂四郎の滝」と呼ぶようになったんだと

 

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本のしぶきクイズ

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ヒント① 山梨県北杜市に懸かる滝です

 

ヒント② 神〇滝 〇には干支にもある細長い動物の名前が入ります 巳

 

  1.神牛滝 2.神蛇滝 3.神馬滝