27乙女の滝・長野県佐久穂町 | しぶきの滝ブログ

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赤目四十八滝 荷担滝

こんにちは 今朝は 氷点下に至らず少し寒さが和らぎ快適な朝を迎えていました 雲は広がっていますが 日差しが届き日向では温もりを感じますが 日陰ではやっぱり寒さが優勢します 

お正月気分で始まった1月も 暦を見れば もう最終の週末に 時間ばかりが過ぎていくように感じます

 

 

 

 

 

 

乙女の滝・佐久穂町


 

 千曲川の支流抜井川の上流に懸かる滝です。国道299号線沿いの石堂付近にあります。付近一帯の渓谷は小谷渓谷と呼ばれ谷は深くはないが、清流と両岸に生い茂る原生林の調和が見事で、散策コースや川釣りの名所としても知られています。


 

 ☆乙女の滝伝説・佐久町

 いつの頃か大日向、石堂の川辺に老夫婦と一人の娘が住んでおりました。歳若く美しい娘は仕事や家事の合間に近くの滝へ出て、身を清めたり髪を洗うのが一日の楽しみでありました。今日もいつものように髪を洗い、川面にうつしながら櫛を使っていました。人が近寄る気配がするので振り返ると、そこには猟にやってきた、たくましい若者が立っていました。

 若者はあまりに美しい娘の容姿に見とれていましたが、やがて口を開き猟の事や川下の様子をはなし、楽しいひとときを過ごしました。そろそろ娘が帰り支度を始めた時若者は聞きました。

「この滝の名前を教えて下さい。」

娘はだまって美しくほほ笑むだけでした。娘が立ち去ったあと若者は、滝つぼに立った娘の姿を思い浮かべながら考えました。この滝へくれば、また逢うことができる、それには川下にあるいくつかの滝を見分けなければなりません。若者はこの滝を

「乙女の滝。」

と呼ぶことに決め、ここまでの道順をしっかり頭にきざみながら村に帰りました。

 それから若者が行く度にこの滝を訪れるうちに二人の心が通じ合い、春、山桜が川面にきれいに映える頃、二人は村人たちの祝福をうけ、結ばれました。

 村一番の器量と気立ての良い嫁をいとめた若者に村人はたずねました。

「おめえ、どこであんな良い娘、めっけた」

若者はただ一言

「乙女の滝」と答えるだけでした。

 以来、村人たちは、こと良縁にあやかろうと「乙女の滝」を探し続けたそうです。

 今でも、「乙女の滝」から下流にある「かわ海苔」は、娘の黒髪を水にうつしたときの美しい影が「かわ海苔」になったものだと伝えられています

 

 

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本のしぶきクイズ

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ヒント① 静岡県浜松市に懸かる滝です

 

ヒント② 青谷○○滝 もっとも多い名前の滝です

 

  1.青谷不動滝 2.青谷観音滝 3.青谷権現滝