サッカーのコーチに必要なスキル | サッカーの1対1で突破されてばかりの私が10日でサクサクボールを奪えるようになったサクサクディフェンス法

サッカーの1対1で突破されてばかりの私が10日でサクサクボールを奪えるようになったサクサクディフェンス法

意識、考え方、工夫 それだけでディフェンスはうまくなれる! サッカーの守備の仕方練習法を紹介

最近高校生から

自分は頑張っていて、練習試合でもゴールを決めているのに

トップチームで試合に出してもらえません。

どうしたらいいですか?

という相談を受ける事があります。 

 

選手は誰もが監督やコーチに認められたいと思っています。

だから、上手くいったプレーは褒めて欲しいし

悩んでいるときには
指導者の方から声をかけて欲しいと思っています。

 
特に、小学生ならば

褒められることでさらに頑張ろうと思って練習する子がほとんどだと思います。

 
誰もが高いモチベーションを維持できるわけではないし

監督やコーチの声かけ次第で頑張れたり、ものすごく伸びる選手もいます。

 
確かに、メンタルや精神力が強くさせるために

上手いプレーをしても何も言わず
あまり褒めないスタンスを取るほうが良い

という意見もあると思います。

そうすると我慢強い選手になり

負けている状況でも諦めず
戦える選手になるかもしれません。

 
しかし、私は褒めて育成することのほうがいいと思います。

なぜなら

努力したらいい事があった

成果を出したら嬉しかった

という気持ちや感情こそが

継続して努力する大きな原動力になるからです。

 
サッカーでもサッカー以外のことでも

上手くなるには、継続する必要があります。

 
どんなに才能のある人でも

最初から上手かった訳ではあひません。

 
才能のある人、天才と呼ばれる人も

普通の人の何倍もの努力をして

時間をかけてきたからトップになれるのです。

途中でやめてしまったら

才能も開花できません。

 
個人的には、才能のある人とは

努力を楽しんでやれる人だと思います。

 
サッカーの努力が全く辛くない

楽しくて楽しくてたまらない

ボールが見えなくなってもサッカーをやり続けたい

と思う人がトップになる人で

結果として、才能があったんだねとなるんだと思います。

 
つまり努力してるという感覚ではなく

楽しいからやっている

という人が圧倒的に上手くなるという事です。

 
しかし、世の中の全員の人が

努力を楽しめる訳ではありません。

 
プロの選手だって

練習をしたくないときはあるし

嫌々サッカーをやっているときもあるはずです。

 
どんなに大切だと分かっていても

マラソンのような長距離を走るのは

なかなか楽しいと思ってできることではありません。

 
だからこそ

指導する側が、選手を楽しんでもらい

継続してもらうためにも

上手いプレーは褒める

ちょっとでも光るところがないかないかと探してあげる

という事が大事だと思うのです。

 
上手くいったプレーを褒められたら

次も上手くやってやろうとか

今度はもっと上手くやってやろうと思ってプレーしますよね。

 
誰だって褒められたら嬉しいし

嬉しいから、また頑張れるのです。

 
本当に才能がある人は

自分で自分を奮い立たせたり

自分で自分を動かす事ができます。

 
しかし多くの人は

なかなか自分1人だけでは頑張れないのです。

だから、指導者や周りの人が褒めたり認めてあげる事で

また頑張ろうと思えるようになるのです。

 
最近私が読んだ本で

伊勢隆一郎さんの

「お金と時間と場所に縛られず、僕らは自由に働く事ができる。」

という本があります。

 
この本では、

「人は人に理解されるために生きている」

という言葉があります。

 
私は確かにそうだなと思いました。

 
サッカーでも、

試合に勝ちたいという気持ちは

これまで頑張ってきたものを認めてもらいたいという気持ちから出てくるものだと思います。

試合に勝てば、
頑張ってきた自分が認められた

と感じる事ができるのです。

 
上手くなりたいと思うのは

他の人より自分のほうがすごいということを認めて欲しいからかもしれませんし

これまでバカにされてきた人なら

周りの人を見返して認めさせたい

と思ってるからかもしれません。

 
褒めるという事は

選手の頑張りを認める事であり

選手を伸ばすために必要な事なのです。

 
頑張ったらちょっとだけ上手くいった

そうしたら監督に褒めてもらえた

という経験があったら

また頑張れますよね。

 
頑張ることを継続すれば

どんなに難しいことでもできるようになりますし

失敗してもミスしてもあきらめることなく

上手くいくまでやり遂げることもできます。

 
だから指導者は

選手の小さな成功を見つける事をしないといけないし

選手のちょっとした成果を探してあげる事が大事だと思います。

 
見つからなかったら、

選手の才能が埋もれてしまうことと同じです。

 
本当にどんなに小さな事でもいいので

一回の練習で3回は褒めてあげましょう。

 
褒められる事が、人の成長につながりますし

サッカーの実力も伸ばすことになります。

選手の実力伸びれば

指導者としてのレベルも上がり

他のチームの指導者からも見られるようになるはずです。

 
選手を褒める事で

選手もチームも成長させるだけでなく

指導者としても成長しできますし

選手が卒業した後でも感謝をしてくれるようになります。

 
どんなに小さい事でも褒めて褒めて褒めまくる事を意識して教える事を意識してみてください