こんにちは。
商品企画・開発者・作り手の思いを
接客の現場でお客さまに届け
接客でヒット商品をつくる
接客ストーリー・プロデューサーの加藤千華子です。
前回に続き、
今日もレジ対応のお話しです。
共感してくださる方もいるかもしれませんが、
レジ袋が有料になってから、
とても困っていることがあります。
それは、
商品を袋に詰めるタイミング。
「お詰めしましょうか?」
と、声を掛けてくださるところは良いのですが、
ほとんどのお店では、
「袋はお持ちですか?」
と聞くだけです。
スーパーマーケットのように、
商品を袋に詰めるスペースがあればいいのですが、
それがないと、レジで詰めるしかありません。
今までは商品を出してお金を払うだけでよかったのに、
・レジ袋をカバンから出す
・商品を詰める
・詰めた商品をレジから降ろす
・財布または電子マネーを取り出す
・会計後、カードや財布をカバンにしまう
という、たくさんのことをやらないといけないんですよね。
一人で買い物に行くときはそれでも何とかなりますが、
子どもを抱っこしてお出かけして、
荷物をリュックに入れていたりしたら、
もうそれはそれは大変です。
前に子供がいるから、手元がよく見えないし、
リュックから何かを出すのも一苦労。
後ろに他のお客さまが並んだりしたら、
パニックになって、汗だくです。
しかも、このコロナの影響で、
レジも非接触が進んでいるので、
お客さま自身がやらないといけないことが、
今までより増えているんですよね。
(カードを端末に差し込むなど)
レジ袋のための数円を払えば、
少しは解決するのかもしれませんが、
環境にもお財布にもやさしくないので、
自分が我慢するしかないのです。
小さい子供を連れていてもいなくても、
様々なお客さまが、
少しずつ、レジで不便な思いをしているのではないかなと、
思うのです。
何が言いたいのかというと、
生活が大きく変化しつづけている今、
レジワークの一つ一つを、
もう一度見直してみませんか?
ということです。
非接触・感染対策を意識しながらも、
お客さまが感じる不便さや手間を、
少しでも軽減できることはないでしょうか?
例えば、
私の近所の小規模スーパーでは、
レジの側に商品を詰めるスペースが用意されています。
しかし、
店員さんは会計した商品をかごに入れてくれず、
そのままレジ台に置くので、
その場で袋詰めするしかないんです。
レジを通した商品を、
店員さんから奪い取るように急いで袋に入れるので、
入れる順番もぐちゃぐちゃになってしまいますし、
そもそも、順番を考える暇もありません。
あのスペースは何のために?
と、いつも疑問に思います。
何か一言や、
少しの気遣いがあれば、
スムーズに買い物できるのになあと、
思います。
あなたのお店では、
お客さまにストレスを与えずに
お会計できていますか?
今一度、
お客さまの目線で見直していただけたら嬉しいです。