4A習得への壮絶なる道 | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

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羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

こんにちは。

正月3が日も終わり、日常が戻ってきますね。

羽生くんもきっと全日本の疲れを癒やし、練習を再開なさる頃だと思います。


私も、ようやく撮り溜めた全日本のVTRの編集を始めています。

細切れだったニュース番組の羽生くんのコメントも、あれこれ繋いで聞いています。

多数のコメントの中には、優勝の喜びに混じって、度々、4A習得への練習の壮絶さの告白も多々あります。それらを聞けば聞くほど練習の日々の壮絶さに驚かされるばかりですガーン



「皆さん初日で見ていて、『あ、羽生めちゃくちゃアクセル上手になったじゃん』って思われたと思うんですけど、あれができるようになったのが、本当まだここ2週間ぐらいなんです。それまではずっと、ぶっ飛ばして跳んでて、軸が作れなくて、回転がもっともっと足りなくて。何回も何回も体を打ち付けて、本当に死にに行くようなジャンプをずーっとしてたんですけど。なんか、やっとああいうふうになり始めて。でもそれが毎日できるわけじゃないんですね」
(スポーツ報知WEB記述より)

まさに「死にものぐるい」の練習の日々!羽生くんの辛さがヒシヒシと伝わってくるコメントが続々です。ガーン


↓秀(さかえ)さま、感謝してご紹介させていただきます🙇‍♀️

羽生くんのコメントの書き起こしです↓

 ―今回の4回転アクセルの出来栄えは

 「まあ、頑張ったなあっていう感じです。

皆さんの中で、『これは跳べるんじゃないか』みたいな感じに思っていただけたと思うんですけど、あの正直結構まだいっぱいいっぱいです。

軸を作るっていうことがどれだけ大変なのかっていうことと、で、その軸を作りきれる自信が出来て、それから、100%で回し切るっていうことをやっていかないとダメなので。まあ、試合の中で、あれだけできたら、まだ今の自分にとっては、まあ妥協できるところにいるんじゃないかなと思います」

「悔しいですけどね。」

「あの正直言っちゃうと、やっと立てるようになったのがHNK杯前で。で、立てたなって思ったら、次の次の日あたりに捻挫して。で、その後捻挫したら、ストレスとかいろいろ溜まって食道炎になって、熱が出て、みたいな。色々あって1か月間全然何もできなかったですけど。その時点で『辞めちゃおうかな』って思ったんですよ。まあ『ここまで来れたし』と。『形にはなったし』『こけなくなったしな』と思って。
この全日本に来るまでも、正直『これでいいんじゃないかな』って思ったんですよ。自分の中で。」

「『羽生ならできるよ』って言ってもらえるのはすごく嬉しんですけど、自分の中で限界をすごく感じたんですよ。だからもう、これでいいじゃん、と思って。思ったんですけど。
すごい悩んで悩んで、苦しんで。

もうちょっとだけ、せっかくここまで来たんだったら、『やっぱり降りたい』って言ってる自分がいるんで。

まぁめちゃくちゃ、皆さんに迷惑掛けるかもしれないけど。もうちょっとだけ頑張ります」

『あ、この全日本じゃ、やめられないな』って。せっかくここまで来たんだったら、みんなの夢だから。皆さんが、僕にかけてくれてる夢だから。 

みなさんのためにも、叶えてあげたいなって思いました」

「誰も跳んだことないんですよ。で、誰も『できる気がしない』って言ってるんですよ。で、それを、できるようにするまでの過程って、本当にひたすら暗闇を歩いてるだけなんですね。
だから毎回、頭打って脳震盪で倒れて死んじゃうんじゃないかとかって思いながら、練習はしてました」

まさに「壮絶」としか言いようのない状況を、淡々と語る羽生くん。聞いていると、胸が締め付けられる心地になります。汗

↑は羽生くんのコメントを縮めています。無修正バージョンはスポーツ報知のWEB記事に掲載されています↓


1978年にヴァーン・テイラー(カナダ)が男子で初めて3回転半(トリプルアクセル)に成功した。それから43年間。あと1回転を加えるスケーターは現れなかった。(スポーツ報知WEBより)

"あと1回転"に43年間‼️

その間、名だたるスケーター達が誰もなし得なかった「4回転アクセル」。

羽生くん自身も4Aチャレンジを宣言した2018年の平昌五輪以降、ずっと習得への練習に取り組んできたわけですが、クリーンな成功はいまだ達成できないままでした。それほど究極の大技です。

そして、いよいよ2022年、羽生くんがあと一歩のところまで来ています。

↓miruruさま、感謝してお借りします🙇‍♀️

ゆっくり、でも確実に4A攻略に向けて進歩を重ねてきた羽生くんです。↓

↓miruruさま、度々すみません。感謝してお借りします🙇‍♀️

2015年、世界初の300点越えを達成した頃、羽生くんは「限界を感じたことがない」と言っていました。

でもあれから6年、そんな羽生くんの口から初めて出た「限界」という言葉に、時の流れを感じずにはいられません。

でも羽生くんだって人間です。4Aという高い壁、更に27歳という年齢に対して、自身を歯痒く思うこともあって当然です。

足掻いて苦悩して、それでも、逃げ道を断って、歯を食い縛り、4Aに挑み続けている姿勢は美しいと思います。尊敬します。

↓The くりあれすと様、感謝してお借りします。🙇‍♀️

↑この時の演技を終えた羽生くん、プーさんをメガネさんに渡すやいなや、崩れ折れそうなのですあせる疲労困憊か、気力の糸が一瞬切れたのか…10歳下の鍵山くんでさえ、「4Aやったらそこで体力が尽きそう」って言ってましたよね。それほど心身共に限界まで攻めているプログラムを滑り通したのだとわかります。

↓フラン⭐︎さま、感謝してお借りします🙇‍♀️


これまで「獲れるものは全て獲ってきた」羽生くん。究極の負けず嫌いの羽生くん。

今回、「五輪に出られなければ意味がない」と言い切った羽生くん。

どうか、限界を超えた先に広がる風景を見てほしい。🙏

ファンとして、ただ羽生くんの幸せの為に、全力で4Aチャレンジ成功を祈り続けます!


限界を超えるか


究極の大技「4回転アクセル」❗️クリーンに成功した時の破壊力たるや凄まじいものでしょう‼️



次に、羽生くんが4回転アクセルに挑戦するのは北京五輪。

男子シングルFSは2月10日(木)です。(SPは8日)

(もし団体戦に出るとしたら、おそらくソチ同様SPだと思われます)


ちなみに、もし五輪三連覇が達成されれば、男子シングルでは、1928年(サンモリッツ五輪)のギリス・グラフストローム(スウェーデン)以来、94年ぶりの快挙となるそうです。

↓ふじつぼ様、感謝してお借りします🙇‍♀️



「どうか北京で4Aを決めて最高の笑顔の羽生くんが見られますように」

まさしく、これこそ今現在のファンの願いです!照れ



今日も羽生くんを全力応援!

羽生くんの4A攻略が成功しますよう!

どうかこれ以上怪我をすることがありませんよう、心から祈っています🙏


画像やTwitterや記事は感謝してお借りしました。


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