スポーツ紙報道まとめ | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

昨夜の「羽生結弦 NHK杯を欠場」ニュースの衝撃以来、マスコミが一斉報道しています。

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大手新聞社はほぼ欠場の事実のみの報道ですが、スポーツ新聞各紙の報道の視点は様々です。

自分への覚書を兼ねて、各紙の報道をご紹介させていただきます。m(_ _)m

(羽生くんの言葉のみ青文字にしてあります。)


◼️スポーツ報知

今日の一面記事です。


(無良崇人さんのコメントを一部抜粋)
▶︎…ジャンプは基本的に通常の回転方向ならば、右足着氷になる。特に4回転という難易度の高いジャンプを練習する中では、少し回転が足らずに着氷したり、跳び方がわずかに乱れ、着氷でなんとか耐えようとしたりする動作で、足首にかかる負荷も大きくなり、負傷につながるリスクも高くなります。足首の負傷は、損傷の度合いによって、普通に滑ることさえ痛みを感じます。

高難度のジャンプは大きな負荷がかかる。 私も選手時代には、4回転トウループの着氷で、足首のじん帯を7~8回は痛めた経験があり、多くの選手が1度は経験する怪我だと思います。さらに、羽生選手は4回転半など、さらに高難度なジャンプの習得に着手しているため、より大きな負荷が体にかかっていると考えられます。


羽生選手からも前向きなコメントがあったように、今は治療に専念し、1日でも早く、通常の練習ができるよう、納得いく状態まで戻すことが最優先です。◀︎


スポーツ報知は、このほか高木恵記者のエール記事も発信してくださっています。↓



◼️スポニチ


昨夜、どこよりも早く「エール記事」を発信してくださったのが、スポニチさんでした。


(一部抜粋させて頂きます)

▶︎ …クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の世界初成功を目指していた26歳に、また試練が訪れた。


 「ここまで、最善の方法を探し、考えながら練習してこられたと思っています」という言葉からは、NHK杯へ濃密な日々を送ってきたことが容易に想像できる。それだけに、故障につながった「たった一度の転倒」が残念でならない。

 ただ、悔しさを抱える中でも、前向きな言葉も残している。
(中略)


 これまでも逆風に立ち向かい、勝負のリンクに帰還した過去がある。

 4年前、17年のNHK杯では開幕前日の公式練習での4回転ルッツで転倒。右足関節外側靱帯損傷のため欠場に追い込まれた。ロシア杯(1710月)以来の実戦として18年平昌五輪を迎えたが、見事に66年ぶり五輪連覇の偉業を達成した。

 1811月、ロシア杯ではフリー当日の公式練習での4回転ループで転倒し、右足首を負傷。強行出場で同大会は優勝したが、GPファイナル、全日本選手権に出場できなかった。それでも、193月、さいたまスーパーアリーナでの世界選手権で懸命に舞い、銀メダルを獲得した。


 全治に要する時間は明らかにされておらず、エントリーしているロシア杯(26日開幕、ソチ)を含め、復帰はいつになるかは分からない。だが、誰よりも羽生自身が、来るべきその日を見据えている。

 GPシリーズ開幕前、羽生が掲げたテーマは「できること、一つずつ。」だった。「自分の中ですごく大切にしている言葉のひとつで、自分が今まで出会ってきた言葉の中でも、凄く大切にしている言葉です」。これまでも、今も、これからも。懸命に「できること」を積み重ねていく。

(杉本 亮輔)

◼️デイリー

(一部抜粋させていただきます)


▶︎…度重なる苦境を乗り越え、いくつもの栄光をつかんできた王者は、まだまだ前を向く。「今回の怪我からも、また何かを得られるよう、考えて、できることを全力で取り組みます。今は少しでも早く、氷上に立つことを目指し、痛みをコントロールしながら氷上でのリハビリをし、競技レベルに戻るまでの期間をなるべく短くできるように努力していきます」と覚悟をつづった。


 3連覇の期待がかかる北京五輪への挑戦は、まだ明言はしていない。今回の欠場で選考大会の一つとなっているシリーズ上位6人によるGPファイナル(12月、大阪)進出は絶望的。GP第6戦のロシア杯(26日開幕、ソチ)にもエントリーしているが、五輪代表入りを目指すなら、最終選考会の全日本選手権(12月22~26日、埼玉)が大一番となる。


 ただ、今は右足の回復に全力を注ぐ。「さらに進化できるように頑張ります」。誰も届かぬ頂へと、もっと高く跳ぶために。◀︎

◼️日刊スポーツ


(一部抜粋させていただきます)

▶︎…右足関節靱帯損傷。過去
5季で3度目となる右足首の古傷で「ほんの少しの衝撃でも、すぐ捻挫になってしまう」「弱い」「もろい」18年に語ったことがある部位だった。国内で調整を続ける中、今回転倒して直接故障に結びついたジャンプは明らかにしていないものの、着氷する右足にかかる負担は4回転半の練習で確実に増していた。今年3月に「痛む部分、ダメージは確実にたまっている」と説明。4月には跳んだ回数が1000回を超えた。この日「ここまで最善の方法を探し、考えながら練習してこられた」と見せた自信が、無念さを物語った。

(中略)


決断は先だとしても北京五輪への影響も懸念される。4年前も同じ右足首の大けがでNHK杯を欠場。ぶっつけ本番の平昌五輪では2連覇を遂げたが、また五輪シーズンに試練が訪れた。


それでも本人は前を向いている。 
(中略)
最終目標と語る
4回転半の着氷へ、まずは復帰を優先する。【木下淳】◀︎

◼️サンスポ

サンスポも朝刊一面は、羽生くんです。


サンスポは、佐野稔さんのコメントを発信しています。


▶︎右利きの人にとって着氷する右足は、けがをしやすい箇所といって間違いない。私も現役時代に一度、右の足首を捻挫したことがある。羽生にとっても古傷だが、発表されたコメントを読むと、そんなにひどいけがではないのではないか、という印象を受けた。そこまで重くないことを願うばかりだ。

けがをした状況は分からないという前提の上で、一番に想像できるのはクワッドアクセルの練習時だろう。ただ、クワッドアクセルではないことを祈りたい。平昌五輪前のNHK杯公式練習では、大技の4回転ルッツで転倒した。その後、成功したのは2年後のことだった。けがをしたジャンプを跳ぶというのは、嫌なもの。できれば、避けておこうという気持ちになる。

ジャンプは全て右足で降りてくるため、けがの度合いによっては非常に不利になる。とにかく一時も早く氷の練習に復帰して、コンディションを最大限整える形になることが急務になる。(1976年インスブルック五輪代表)◀︎



◼️東スポ

北京五輪選手選出等について解説しています。


▶︎ …しかし、来年2月の北京五輪出場への道は残されている。

 日本連盟の選考基準によると、出場3枠をかけた最終選考会の全日本選手権(12月22~26日、埼玉)について「参加は必須である」と記されているが、注釈には「ただし、過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、大会時の状態を見通しつつ、選考することがある」と記載されている。

 つまり、3枠目の条件「ISUワールドスタンディング(世界ランキング)上位3名」などを満たせば、全日本を欠場しても選出の可能性があるのだ。いずれにせよ、まずは羽生の言葉通りに一日も早くケガを治すことが先決と言えそうだ。

ちなみに、羽生くんは現在世界ランキング2位で、日本選手最高位です。


最後に、スポーツ報知さんが、「羽生のけがと五輪」のタイトルであげていた記事を、貼らせていただきます。


 ◆羽生のけがと五輪

 17年

 11月9日 大会前の公式練習で4回転ルッツを跳んだ際に転倒。10日に「右足関節外側靱帯損傷」と診断を受け、NHK杯を欠場と発表

 12月24日 全日本を欠場したものの、世界ランク1位などの実績から選考基準をクリアし、2大会連続の五輪代表入り

 18年

 2月16日 平昌五輪男子SP111・68点で首位発進

 2月17日 平昌五輪男子フリーで206・17点、合計317・85点で連覇

 11月17日 GPシリーズロシア杯で右足首を負傷しながらも強行出場し、自身初のGP連勝。精密検査の結果、右足関節外側靱帯(じんたい)損傷、三角靱帯損傷、右   腓骨(ひこつ)筋腱(けん)部分損傷だった

 12月 6日開幕のGPファイナル欠場、21日開幕の全日本選手権欠場

 19年

 3月23日 世界選手権に出場し、合計300・97点で銀メダル

 21年

 11月4日「右足関節靱帯損傷」で、GPシリーズ・NHK杯欠場を発表

 11月26日 ロシア杯開幕

 12月23日 全日本選手権開幕

 22年

 2月8日 北京五輪男子SP

 2月10日 北京五輪男子フリー

(スポーツ報知より)


以上、スポーツ新聞6社について記事をご紹介させていただきましたm(_ _)m


長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。


羽生くん、とにかく今は身体の声を聞いて久しぶりであろう休息をとって下さい。

治療最優先で、決して復帰を焦らないようお願いいたします。

羽生くんが充分納得できる状態に戻られるまで、いつまででも、お待ちします。

どんな時でも羽生くんにエールを送り続けます🙏



画像やTwitterや記事は感謝してお借りしました。


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