本日、国民栄誉賞記念の日 | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

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羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

3年前の2018年7月2日は、羽生くんの国民栄誉賞受賞の日。

こればかりは毎年、忘れられない。 
夏の絽の第一礼装、最も格式高き「5つ紋の羽織袴」。
涼やかな絽の絹袴は、最高級品「仙台平」。
名誉ある賞を拝領する衣装として、これ以上の選択肢はないというほどの見事な出立ちでした。照れ


まさに「非の打ち所がない」とはこのこと!
ああ、この溢れ出る「若様」感!見事です!!


そして、同じく忘れられないのが、当日のスポニチの長久保さんの撮影ルポルタージュ。

他のブログの皆様方もご紹介されていますが、私もこれだけははずせない、秀逸なルポラブラブ

改めて、ご紹介させていただきます。


 【長久保豊の撮ってもいい?話】

左手に3段脚立、右手にはカメラバック。怪しい人に見られまいと顔には笑みをたたえ、向かった先は首相官邸。
だが「どちらまで?」と若いおまわりさんに問いかけられると、もはやしどろもどろの挙動不審者だ。 
 「羽生さんのところへ」。

 「きょうはどちらから?」。

 
「フィギュアスケートから来ました」。
意味不明だ。

 7月2日、羽生結弦選手の国民栄誉賞授与式。スポーツ紙カメラマンにとってここはあまりに敷居の高い場所。こちらの不手際もあり40分のすったもんだの末にたどりついたのは官邸の玄関ホール。ニュース番組でおなじみ、報道陣が「総理!」とお声掛けするところです。ここで国会担当カメラマンのみなさんと一緒に羽生選手の到着待ち。完全アウェーの私ですが「彼はスーツで来て邸内で羽織袴に着替え、式にのぞむ」なんて事前情報も教えてもらったりしていました。ついでに懸案事項をご質問。「撮影の際には声を掛けてもいいものですかね?例えば盾の授与シーンの撮影のあとでSEIMEIのポーズを2人でやってもらうとか」。「止めはしませんが…。2人の会話の中でそんな話がでれば…」。と意味深な笑みを浮かべる。

 午前10時40分、羽生選手を乗せた車が車寄せに到着。


 事前情報とは違い、いきなりの紋付き袴姿の彼が玄関ホールに姿を見せると同時に激しいシャッター音とストロボの明滅が起こり空気が変わる。

 折り目うるわしき仙台平、涼やかなりや絽の黒紋付。


 このありあまる「若様感」の前にひれ伏した私は「じい」になった。

 式典会場に場を移してからは、心配性のじいの小言が止まらない。

「若様、緊張を気取られてはいかんですぞ」(緊張?存在感で場を支配してました)。

「若様、キョロキョロしてはなりませぬぞ」(一度だけ後方の壁に目をやっただけ)。

 「若様、男子たるものそう簡単に
白い歯はお見せになるものではござらん」(それが魅力です)。

 「若様、扇子を落とすとは!これが本番だったらディダクション、1点減点ですぞ」(式が始まる直前、立ち上がった際のこと)。

 そして式典の最後、安倍総理が羽生選手の右手をがっちり握ったところでじいの心配性は頂点に。

「総理!おたわむれを。お力が過ぎませぬか!」と(心の中の)刀の柄に手が伸びた。 

その後、報道陣との囲み取材を終え式典会場を出る羽生選手を目で追った。その背中に声を掛ければきっと振り返り、飛び切りの笑顔を見せてくれるだろう。だがここは首相官邸。この場にふさわしくない行為とみなされ彼に迷惑がかかるやも知れん。


 「若様、ご立派でござった」と心でつぶやき見送ることにする。

 「2人でSEIMEIを、なんて言える雰囲気じゃないでしょ」。帰り際に旧知の国会担当カメラマンから声がかかる。

 「なんの、これも忖度でござる」

 暑くて熱い一日だった。(写真部長)

抱腹絶倒!爆笑

一言一句、完全同意です。

一人ツッコミも素晴らしい!

長久保さんの言葉のセンス、大好きです。

実際、TVで見ていた私も、すっかり「ばあや」気分になっていました。おねがい





あの日、誰よりも輝いていた羽生くん。
あの時間は永遠です照れ




それと、羽生くんの和装といえば、2018年秋の能登直さんの写真展も思い出されます。羽生結弦写真集第2弾を記念してのもので、たしか東京の九段下でも開催されたのでした。

展示されていたどの写真も美しい瞬間ばかりで、素晴らしかったのですが、
この写真展のラストで、私は固まりました。


なんと!等身大の羽生くんの御見送りですラブラブ
きっと、あの7月2日に撮影されたものでしょう。
(2019年の記念地下鉄カードセットにも同じポートレートが入っていました)
この時は、その大きさ、臨場感に圧倒されました。そのあまりの尊さに、幸せ過ぎて、名残惜しくて……しばらく写真の前から動けなかったくらいです。



また翌2019年の「ファンタジー・オン・アイスin仙台」の際に、この時の黒紋付を実際に拝見する機会に恵まれました。



仙台商店街の藤崎百貨店のショーウィンドウにいらっしゃいました。巨大な羽生くんの写真パネルと一緒に。
羽生くんが故郷仙台でどれほど愛されているか、誇りと思われているのか、ものすごく伝わりました。おねがい

コロナ禍が落ち着いたら、また是非仙台に行きたい!絶対行くぞ‼️
もう何度目かわからない決意を再確認できた今日一日でした❣️


「羽生くんと和装」、本当に忘れ難い、幸せな記憶ばかり私の中に息づいています照れ


仙台の街中にはあちこちに羽生くんがいらっしゃる❣️

モニュメント様にもお会いしたいラブラブ





画像は感謝してお借りしました。(仙台での写真は自身の撮影です)


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