世界のコーチに敬愛される羽生結弦 | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

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羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

それにしても麗しい「レミエン様」

なんと深い表情をしていらっしゃるのかラブラブ


「アイスジュエルズvol.14」を堪能させてもらいました。
表紙も写真も美しいですが、記事にも色々感銘を受け、考えさせられることも多かったです。

その感想を語る前に、「アイスジュエルズ」にまつわるちょっと面白いエピソードをご紹介しましょう。

平昌五輪前年、2017年2月の四大陸選手権まで遡ります。





2017年2月16日〜19日に開催された四大陸選手権。その男子FSの後、記者会見後の1シーンです。ニュース番組で珍場面として紹介されました。

それもそのはず、羽生くんにサインを求めているのは、ネイサン・チェンのコーチ、ラファエル・アルトニアン氏なのですから。びっくり
当時、私もびっくりしました。
楽屋裏とはいえ、記者やカメラマンがひしめく衆人環視の中で、教え子のライバル選手にサインをねだる……普通しますか、これ⁉️爆笑
アルトニアンコーチは、旧ソ連邦出身。
ロシアの方々はこんなに率直に(欲望に忠実に?)行動なさるのかしら⁉︎
ああ、でも嬉しい❣️
羽生くんの魅力は、世界規模で、ライバル関係者にまで通じるのね〜ウインク …と感じて、忘れられないエピソードになりました。
で、この時、羽生くんがサインした雑誌がこれ、

2017年のGPF、麗しのプリンス様ドキドキ

2017年2月初旬に発売されたばかりのこの日本の雑誌「Ice Jewels vol.5」を、米国在住のアルトニアン氏が、同じ2月中旬に韓国で開催された大会で持っているというのが、また不思議。

会場で売っていたのかな?それならそれで、会場でいそいそと羽生くん表紙の雑誌を買うアルトニアンコーチの姿を想像すると…微笑ましいではないですか。ウインク英語のタイトルだから買い易かったかも。

民放キー局で何度も流されましたから、アイスジュエルの編集の方も目にしたでしょうし、きっと嬉しく感じたでしょうね。照れ



だからというわけでもないでしょうが、
今回の「アイスジュエルズvol.14」に、アルトニアンコーチのインタビュー記事がありました。
アレクセイ・ミーシン氏のインタビューも掲載されていましたから、コーチ特集かな。

ミーシン氏は、ウルマノフ、ヤグディン、プルシェンコと3人の五輪金メダリストを育てあげたロシアのレジェンド・コーチです。



当然、どちらにも「羽生結弦をどう思いますか」という質問が出されるわけです。

ミーシン:(4回転アクセルへの挑戦について)「何よりもまず彼の計画(目標)を高く評価したいと思います。私やまわりの人間は、みな彼に尊敬の念を抱いています。良いチャンピオン、卓越したチャンピオンはいます。
しかし彼は雲の上の人です。彼はそういう存在なんです。彼が世界記録達成を目指していることは素晴らしいこと。ユヅルを標準的な物差しでは測れません。何しろ2回もオリンピックチャンピオンになった人物です。世界で初めて4回転アクセルを跳ぼうと頑張っている彼は素晴らしいです。」


アルトニアン:(羽生結弦について)「最初に言いたいのは、彼はあれだけ大勢のファンを持つのにふさわしい選手であるということです。
彼の演技を見ていると、心が喜びで満たされます。体の使い方、動き方など、素晴らしい。そしてこれほど長い間滑り続けてくれて、本当にありがとうと言いたいです。
彼が若いころからずっと好きで、その気持ちはいまでも変わりません。まだネイサンがずっと若かったころ、あるスケートのエージェントが「ハニュウがあなたのところでトレーニングしたら、素晴らしい選手になるでしょうね」と言ってくれたことがありました。あんな生徒を持つことは、どのコーチにとっても夢です。ラッキー・ブライアン。ぼくはいつも(オーサーコーチを)『ラッキー・ブライアン』って呼んでいるんですよ(笑)。
ユヅはいつもそこにいて、強さを見せてくれる。私たちに、もっと頑張ろうという気持ちを与えてくれます。
ユヅ、ありがとう、といつも感謝をしています。」
(彼の最大の長所は)
「彼のパーソナリティ。本人の持っている、人を引き込む強い個性だと思います。」




お二人とも、ライバル選手のコーチでありながら、大絶賛!率直に敬意を表してくださっています。
決して社交儀礼ではない、真情&熱情を感じさせてくださる言葉の数々に、感銘を受けました。
しかも、アルトニアンコーチはまさかの「ユヅ」呼び❣️口笛

2015年スケートカナダGPでの1コマ。
羽生くんも偉大な先達であるミーシン氏に対して、いつも最大の敬意を表しています。

ミーシンコーチもアルトニアンコーチも、元選手でもありますから、スケーターならば、羽生結弦がどれほど凄いことをしているか&しようとしているのか100%理解していらっしゃるはずです。
羽生結弦の卓越した技術と芸術性に、更に彼の稀有なパーソナリティが加われば、どうあっても魅了されないわけがないのです。

お二人のインタビューには、更に、それぞれの教え子、コリヤダとネイサンへの接し方など、本当に興味深い内容ばかりですから、是非購入して読んでいただきたいです。


誰しも「理想は羽生結弦」でも、彼は「唯一無二の存在」。
ライバル陣営が到達できるのが"プチ羽生"止まりだとしたら、現実の勝利は得られないわけで……そこにコーチとしての「戦略」と個人としての「屈折」が読み取れる気がします。
とりわけアルトニアンコーチのインタビューは、
"本音と戦略"が透けて見えてくる非常に興味深い記事であると、私は感じました。
 

ちょっと話は逸れますが、
だからこそ私は、ジャッジングさえ正当にしてもらえたら面白い勝負になるのに、と口惜しくてならないのですよ。
ちょうどソチ五輪の時の、当時の世界王者パトリック・チャンに立ち向かっていった羽生くんの闘いのように! 
羽生くんはまるで若獅子の如き挑戦者でした。
ソチ五輪シーズン、圧倒的なスケーティング技術と高いPCS(演技構成点)を誇るパトリック。ただ、彼の4回転はトゥループのみで、トリプルアクセルは不得手でした。そんな王者パトリックに対して、羽生くんとオーサーコーチは、2種類の4回転とトリプルアクセル2本のTES(技術点)を武器に真っ向勝負をかけ、そして見事に五輪金メダルを勝ち取りました!

そして、ソチ五輪から7年余。
今度は羽生くんが若手の挑戦を受ける立場なのです。(平昌五輪では怪我をしていたため自己と戦うことで精一杯だったでしょう)
もし、羽生くんが北京五輪に出場したらですが、皆が己の持つ武器を披露し合い、見応えのある高レベルの闘いが繰り広げられるに違いありません。

勝つための戦略は、個々のチームがそれぞれの得意分野を活かして存分に練れば良い。 
信念とは人それぞれが持つものであって、良い悪いでは無いと思います。

ただし、素晴らしい勝負には、そこに絶対必要条件として「公平で正確なジャッジング」がなくしては成立しません。(もちろん特定の選手へのエコ贔屓など論外!)
そのためにはAI判定だって導入して欲しいし、羽生くんもそれを望んでいます。

闘うのは人間ですから、どちらが勝つか分からず全員が全力でプレイする…フェアプレイが勝負の醍醐味だというのは当たり前、でも勝負の果てに、公正を欠く判定がそこに水を差すのでは悲しすぎる。
大会ごとに、フィギュア畑からきな臭い不正の話がチラチラ聞こえ続けている現状は、ファンとして何ともやるせ無く、残念でなりません。

私は外野を気にするのはやめにして、ただ羽生くんの言葉を信じ、羽生くんの望みが叶うことを、祈り続けることにしました。
4Aというただ一点を羽生くんが見つめ続けるというならば、私もそんな羽生くんを応援し続けたい。
それがこのブログのタイトルの由来です。





今年4月の国別のEX公開練習の1コマです。
4回転アクセルへのチャレンジを終えた羽生くん。そこへコリヤダくんが歩みよって健闘を讃え、グータッチをするシーン❣️
羽生結弦へのリスペクトの気持ちが凄く伝わってきます。
これぞスポーツマンシップ!
この大会における最も美しいシーンの1つとして、私の記憶に刻みつけられています照れ



エテリコーチの羽生結弦評も聞いてみたいものです。照れ





話は変わりますが、
24日朝、面白いニュースが飛び込んでいましたので、ご紹介します。

アバターになっても、カッコ可愛い羽生くんラブラブ


あぁ、でもどうしましょう。
私、ゲームしたことないんです。
羽生くんの為ならば、なんでも習得したいけど…これ以上、家事の時間が削られるのは、マズイです。

…千々に想いは乱れるのでした汗



画像は感謝してお借りしました。




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