![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/natural09_frame_bg.png)
FaOIは、オープニングやフィナーレの衣装を、前半と後半の公演でチェンジしてくるのが常ですが、この年は、羽生くんの演目までガラリと変身しました。
![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/cool10_frame01_bg.png)
神戸の初演では無かった「氷粒を天に放りあげる」アクションも、公演が進むにつれてブラッシュアップされ、付け加えられたものです。
この低いハイドロの最中に削れた氷をかき集めちゃおうなんて茶目っ気のある発想、羽生くん以外に誰ができるというのでしょう
暗闇に舞う氷の粒にライトがキラキラ反射して、天への贈り物のよう!本当に素敵な演出です。
静岡公演でも、バッチリ観られて大満足でした。
このプログラムは両腕を大きく広げる振りが多いのですが、そのたびに、袖のレースが翻って、まさに天女の舞も斯くやの美しさ
そして、この演目のイナバウワーも超美麗!
ほぼ1周ぐるりと円を描くような、タメのあるレイバック・イナバウワーは競技プロでは絶対お目にかかれない贅沢な構成です。
ウィルソンさんは、2019年もトシさんとのコラボ「クリスタル・メモリーズ」を振り付けていらしたけど、本来、こういった芸術性を重視したプログラムで本領を発揮なさる方ではないかしら。
昨今はどの振付師さんも、時間短縮&実施要素が多いためにプログラムが立て込みがちにならざるを得ないと聞きましたが…残念なことです。
ともあれ、この素敵なプログラムがその後も現在にいたるまで、羽生くんのエキシビナンバーとして大切に演じられてきているのは、本当に喜ばしいことです。私も、大好きな曲、大、大、大好きなプログラムです❣️
そしてやはり、清塚信也さんの生演奏で演じられたこのFaOIの「春よこい」は、今もって別格の味わい深さだと感じるのです。
後日、清塚さんもTVインタビューで語っていらっしゃいましたが、その日その日のフィーリングで変化するピアノのテンポにも、羽生くんはピタリと合わせてきたと! 実際に、どの音にも瞬時に反応していたとおぼしき、猛烈な音ハメ♪
清塚さんも驚愕したでしょうが、
演奏と演技がピタリと合わさって迫ってきて、観ているこちらまで、気持ち良いったらなかったです
ライブ感グルーヴ感もさることながら、そこにまさに羽生くんが理想とする「音楽とスケーティングの融合」があったと思います。
一観客として、その場に立ち会えただけで光栄なことです。
静岡FaOI、これも忘れられない記憶
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
余談ですが、FaOIのパンフレット、同じ年の中でも、開催都市を変遷するごとにどんどん中身が豪華になっていくと思いませんか?
だって、ページ数だけ見たって、幕張34ページ、静岡46ページですよ。これで同じ2,000円⁉︎
↑FaOI 2018静岡のパンフレットから
内容も豪華!
羽生くんとステファン・ランビエールさんとの対談なんて、なんと6ページたっぷり!
プルシェンコさんのインタビューも3ページ!
もちろん、選手紹介ページは、全員、今回の演目写真にお色直し。
振り付けは、なんと!オーサー・コーチとウィルソンさん⁉️これは珍しい。初めてかしら。
ちなみに、前半公演は、ジェフリー・バトルさんと宮本賢二さん。
2017FaOIの紹介ページも刷新!変顔シリーズ?
静岡FaOIは、パンフレットだけで、見所満載!
なかでも目を釘付けにしたのは……
![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/natural06_frame01_bg.png)
何、何、どういうシチュエーションなの〜〜と悶えました。
という事で、
明日は、この「ランビエール・羽生対談」について、お話したいです
国別対抗戦完全版感想は……どうしようかな(^_^;)
今日も、羽生くんが元気に練習できていますように!
今シーズンの「春ちゃん」も
壮絶に美しかった
文中の画像や動画は、感謝してお借りしました。