「春よこい」の甘美な衝撃/FaOI2018後半の思い出 | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

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羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

先週から次々と「ファンタジー・オン・アイス」2018と2019の再放送(CS有料放送)があり、羽生ファンにとっては「祭り」状態❣️
自粛お篭りの時間も楽しく過ぎて行きました。

特に昨日の「ファンタジー・オン・アイス2018i in神戸」の再放送は、待ってました!です。

愛しの「春よこい」様の初お披露目の公演です。




FaOIは、オープニングやフィナーレの衣装を、前半と後半の公演でチェンジしてくるのが常ですが、この年は、羽生くんの演目までガラリと変身しました。


前半は、幕張、金沢の2都市。
羽生くんの演目は、ケミストリーとのコラボ「Wiogs of words」
後半は、神戸、新潟、静岡の3都市。
羽生くんは、ピアニスト清塚信也さんとのコラボ「春よこい」

私の2018年は、前半は幕張、後半は静岡というチケット戦略でした。
でも、当時、神戸公演のニュースを観るたび「ああ、行けばよかった〜〜!」と何度思ったことか!
「春よこい」の初演に立ち会いたかった!プルシェンコさんの愛息サーシャくんにも、お会いしたかった!
更に「春よこい」の振り付けが、デビッド・ウィルソンさんと聞いて、これはただのコラボナンバーではないと感じていました。
次々とニュース映像が届くたび、静岡に回ってくる日が待ち遠しくて、待ち遠しくて、焦れていた記憶があります。

↑この、究極の低姿勢のハイドロ❣️美!美‼︎


神戸の初演では無かった「氷粒を天に放りあげる」アクションも、公演が進むにつれてブラッシュアップされ、付け加えられたものです。


この低いハイドロの最中に削れた氷をかき集めちゃおうなんて茶目っ気のある発想、羽生くん以外に誰ができるというのでしょう照れラブラブ

暗闇に舞う氷の粒にライトがキラキラ反射して、天への贈り物のよう!本当に素敵な演出です。

静岡公演でも、バッチリ観られて大満足でした。


このプログラムは両腕を大きく広げる振りが多いのですが、そのたびに、袖のレースが翻って、まさに天女の舞も斯くやの美しさラブラブ


そして、この演目のイナバウワーも超美麗

ほぼ1周ぐるりと円を描くような、タメのあるレイバック・イナバウワーは競技プロでは絶対お目にかかれない贅沢な構成です。


ウィルソンさんは、2019年もトシさんとのコラボ「クリスタル・メモリーズ」を振り付けていらしたけど、本来、こういった芸術性を重視したプログラムで本領を発揮なさる方ではないかしら。

昨今はどの振付師さんも、時間短縮&実施要素が多いためにプログラムが立て込みがちにならざるを得ないと聞きましたが…残念なことです。


ともあれ、この素敵なプログラムがその後も現在にいたるまで、羽生くんのエキシビナンバーとして大切に演じられてきているのは、本当に喜ばしいことです。私も、大好きな曲、大、大、大好きなプログラムです❣️


そしてやはり、清塚信也さんの生演奏で演じられたこのFaOIの「春よこい」は、今もって別格の味わい深さだと感じるのです。

後日、清塚さんもTVインタビューで語っていらっしゃいましたが、その日その日のフィーリングで変化するピアノのテンポにも、羽生くんはピタリと合わせてきたと!  実際に、どの音にも瞬時に反応していたとおぼしき、猛烈な音ハメ♪恋の矢

清塚さんも驚愕したでしょうが、

演奏と演技がピタリと合わさって迫ってきて、観ているこちらまで、気持ち良いったらなかったですラブラブラブ


ライブ感グルーヴ感もさることながら、そこにまさに羽生くんが理想とする「音楽とスケーティングの融合」があったと思います。

一観客として、その場に立ち会えただけで光栄なことです。

静岡FaOI、これも忘れられない記憶照れ




↓神戸FaOI開催直前、爆笑トーク。幕張の内幕も。


↑の中で、羽生くんがこの新演目について語っています。開演前なので、曲名は伏せていますが、 
「…ピアノの曲と一緒にコラボさせていただくんですけど、本当にしっとりとした曲で、自分の人生や、皆さん一人一人の人生の背景とかそういったものに触れられる、思い出せるようなきっかけになったら良いと思います。
プログラムを演っている時って、わりと辛い表情、何かを出すような表情が多いですけど、今回は、最後の方で笑ったり、楽しいところとか喜びとか表せたら良いと思っています。
手の振りだけでなく、表情や雰囲気でも味わって欲しい」

はい、私は充分に堪能させていただき、夢見心地で帰路につくことができましたおねがい
羽生くん、ありがとうございました。



余談ですが、FaOIのパンフレット、同じ年の中でも、開催都市を変遷するごとにどんどん中身が豪華になっていくと思いませんか?

だって、ページ数だけ見たって、幕張34ページ、静岡46ページですよ。これで同じ2,000円⁉︎




↑FaOI 2018静岡のパンフレットから


内容も豪華!

羽生くんとステファン・ランビエールさんとの対談なんて、なんと6ページたっぷり!

プルシェンコさんのインタビューも3ページ!

もちろん、選手紹介ページは、全員、今回の演目写真にお色直し。

振り付けは、なんと!オーサー・コーチとウィルソンさん⁉️これは珍しい。初めてかしら。

ちなみに、前半公演は、ジェフリー・バトルさんと宮本賢二さん。


2017FaOIの紹介ページも刷新!変顔シリーズ?


静岡FaOIは、パンフレットだけで、見所満載!


なかでも目を釘付けにしたのは……

びっくり何、何、どういうシチュエーションなの〜〜と悶えました。



という事で、

明日は、この「ランビエール・羽生対談」について、お話したいですウインク 

 国別対抗戦完全版感想は……どうしようかな(^_^;)





今日も、羽生くんが元気に練習できていますように!




今シーズンの「春ちゃん」も

壮絶に美しかったドキドキ


文中の画像や動画は、感謝してお借りしました。



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