今日は暦の上では、熱さの極み、大暑。
蟹座で運行していた太陽が獅子座に移り、
水の星座から火の星座へと。（22日18時30分JPT 獅子座に太陽が入ります。）
上から下に向かってもたらされたものが
下から上へと駆け上って行くような
性質の逆な働きが出て来ます。
特に立秋までの土用の間は、切り替えのために試行する時間です。
蟹座は、
安心して暮らして行くために大切な思いを育んでくれました。
家庭やコミュニティ
自分のファミリーと思える人達
先祖や伝統から引き継がれて来た思いを醸成し
その人達と共にいる安心感を支えに
護られていることを実感したり
享受された恩恵を受けとって
一員であることが誇らしく思えたり
自分が何に(どこに)属しているのかを知るきっかけも
たくさんあったでしょう。
カニの甲羅が示すように
内と外の区別がハッキリするのは良いのですが
身内に示す優しさや思いやりは、
殻の外側にはあまり向けられないので
敵対するものに対しては、
少し攻撃的だったり閉鎖的だったりもしていたかもしれませんね。
水は、雨となり天から降り注ぎ
大地にしみ込んで川となり海へと…
常に移り変わることで清らかでいられるもの
どこかに滞っていると淀んでしまいます。
そんな水を天に返せるのが火の力。
獅子座は、
集めた水気を天に昇華し
蟹座で得た安心感、安定感を浄化して
自信を持って活躍できるようにしてくれるでしょう。
梅雨の湿気で憂鬱な日々もそろそろ終わり。
晴れ渡る空でカラッと気持ち良くなるように
気持ちも切り替えです。
熱気が強すぎると
カラッとでは無く、カラカラになってしまうので
火加減にはご注意を。
思いは大きく広く育んで、
新しい環境に新鮮な水気を満たしてあげることも忘れずに。
暦の上では間もなく立秋
秋の気配はなかなか実感できなくても
豊かな実を結ぶために
うまく調整できると良いですね。
イラストは大好きな Stephanie Pui-Mun Lawさんからお借りしました。