春分を迎え、四季の営みは春となり
草木は芽吹き、花が咲き乱れる季節となりましたが
今の私たちは、去年の３１１から続く一つの大きな時の流れと向かい合っています。
長い年月のサイクルの中で
始まりの時が始まったばかりの所。
試練を乗り越え、未来へと繋ぐ種を蒔く時です。
根付くまで丁寧に水をやり見守らなくては…
幸せを求めて、新しい事をどんどん進めるには少し早いのかもしれません。
広げるよりも深める
まず自分自身が本質に迫り、しっかりとした理想を描く事
心の底から共感し、共鳴し合う仲間が得られれば鬼に金棒ですね。
未来に残すにふさわしいもの（種）を見つけ出し
育んで行く為に必要な精神力と表現力を身に付け
信頼できる仲間と育てて行く。
何事もそう簡単に進みそうもない今だからこそ
揺るぎない信念と信頼が必要になって来ます。
去年から引き続き、金星が「愛と喜び」について問いかけています。
今年はさらに月が大きく関わって、
自分自身を成長させ、
穏やかな安心の気を纏い進めるよう
「心身のバランス」が取れているか問いかけています。
精神的な強さや豊かさを持って乗り越えて行かなければならない今だからこそ
自我の確立の為にしっかり費やす必要があります。
自分本位の我が儘ではなく
自分が本当に求めているものが何なのかを知る。
自分自身への理解を深める事で
しっかりと自分を表現する事が出来るようになり
何がしたいのかを他の人達に伝えられるようになって行きます。
自分と他人とのバランスが取れ
互いを尊重し、高め合う
そこから生まれる一つ一つのもの事が
時を超え未来を育てる種になるのです。
会話し、コミュニケーションをはかり
警戒心を解きほぐし、信頼し合える関係を築きましょう。
苦手ならば上手な人から学び
理解し合う事で生まれる新しい可能性を手にして行きましょう。
自分が本当に必要とし
本当に求めるべきものは何なのでしょうか？
これからの人生で何を育てて行きたいのですか？
今、理想的なビジョンが浮かばなくても大丈夫。
答えを得る事よりも
求めて探そうとする事の方が大切です。
模索して行く過程の中で
何をすれば良いのか
何が必要なのかなどが理解できたり
精神的な充実感を得られたり
突然、思ってもいなかった自分に出会い
戸惑ったりもあるかもしれない。
恐れや不安に囚われ誤摩化していると
大切なものを見失ってしまいます。
かといって、不平や不満をぶつけて奮起しても
良い結果は生まれないでしょう。
他人をとやかく言う前に
平常心で今を感じられる余裕を持つ。
今は過去の出来事に囚われている暇はありません。
未来を夢見て
目の前に広がる新しい可能性を手に入れ
自分らしく、共に生きる人達と生かして行く時です。
本当に価値あるものは実を結び
時を超え繋がる種となり引き継がれて行く事でしょう。