立春2012:やはり今年は、心の在り方が大事な年 | 星からのメッセージ Urha with Star

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ウルファから愛を込めて…☆・*

毎年、大陽が大陽黄経315°、水瓶座15°に位置するのが立春。

1年の始まりを立春として観て行く時、水瓶座の大陽である事を考慮してみると、そこから詠み解けるのは、個人的な物事よりも、国家や社会に関わる多くの人や組織の一員としての動向と言えるでしょう。

立春は、冬至から節分までの気づきや悟りを生かして、これから1年をどのようにどんな場所や組織で生かして行くのか。社会情勢の傾向を知り、利害を超えて、グローバルなネットワークを組み、何をしたら良いのか。
目的を果たす為の初心を整え直し、新しい世界の構築の為の日です。



今年の立春図では、
個人の感情や思い、日常を現す月と、個人の目的やテーマ、社会や世の中を現す大陽がなかなか上手くリンクしないようです。

世の中は、今まで経験した事の無いような出来事を通じて新しい経験を積んで行きます。
とは言え、現代の観念や常識で考えた時に未経験なだけで、巨大地震や大津波のように、過去において何がしかの教訓が残されていたりしている事でもあります。この経験を今後に役立てる為に様々な過去の清算が必要になるでしょう。古代文明など、今は忘れ去られてしまったような知恵が生かされる事で世の中は安定して来ます。

強い意志を持って物事を進めようとする働きが出て来ます。しかし、本物の勇気、確固たる自信、天と地の働きへの揺るぎない信頼無しに、感情に突き動かされ、誰かに煽動され、勢いだけの行動では、目的は達成されないでしょう。

情報の処理能力が問われます。ツイッターやフェイスブックなどの普及に代表されるように、様々な情報が行き交い、バーチャルな体験が増えている今。実際の体験、相手の表情を見、言葉の抑揚の中に喜びや悲しみを分かち合うなど、コミュニケーションを通じて得られる経験が不足しています。実際の経験、体験から得られる価値観を根底に根付かせていなければ振り回されてしまうことも多くなるでしょう。

これは個人の人生の動向にも当てはまります。
昨年に続いて、多様性、個々人の個性の尊重が求められます。自分の能力を見せつけ優位に立とうとしても、後々良い結果には結びつかないでしょう。
何事も、その動機がどこにあるのかを冷静に判断し、見極めながら成して行く必要があるでしょう。

力を誇示するのではなく、持てる本来の力を発揮する時で、感情のコントロール(抑圧するのではなく)が必要です。自分の中の痛みや苦しみに囚われた心で、つまらない同情心や怒りに基づいて行動しても、そこからは、自分はもちろん、大切な家族や仲間達の本当の幸せに繋がる未来は生まれて来ません。
平常心、心のゆとり。そして癒しが大切になって来ます。今年は精神的に心を揺さぶられる事も多く、他人には悟られなくても、自分の中で抑えきれないものが湧いて来たりするかもしれません。
気休めに癒し合い慰め合う事は安易にできそうですが、それだけで満足して終わらせていると何も進歩せず、「今」を生かし自分らしく暮らせるようには成りません。居心地の良さに浸りきらずに歴史やロマンに親しみ、将来の理想を描くプライベートな時間を大切にしてみると良いでしょう。

犠牲になる事と奉仕の違い。抑圧する事と節制する事の違いなど。似て異なるものは全て紙一重。心持ち一つで変わってしまう事がたくさんあります。
どのような気持ちで、物事の行く末を案じ、将来の計画を立てて行くのか。今年は、世の中全体も国も個人も、気持ちと目的をどのように繋げるかが大きな課題となるでしょう。

何事にも動じない、心の底から笑い飛ばせるゆとりを手に入れたいものです。
本当は、直感や本能に働きかけるメッセージを素直に受け取り、素直に現して行くと良いのですが、これがなかなか無塚しいのです。

新月や新年のメッセージにも示されていましたが、心や感情の扱いがとても大切になるのです。


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