明日の新月:始まりはいろいろあります。 | 星からのメッセージ Urha with Star

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ウルファから愛を込めて…☆・*

2012年を本格的に迎えるひと月がそろそろ始まります。

明日1月23日は、太陰暦(月の朔望による暦)では、新しい1年の始まり。
太陰太陽暦での始まりである立春を含むひと月です。

暦や記念日などは、それぞれの目的に基づいたサイクルとして、何かを知り活用して行くための指針を示してくれます。



2012年と一言で言ってみても、たくさんのサイクルが重なっていて、何を始まりの基準にするかは、個人の選択と意識の合わせ具合で選んで行くものです。

今の日本で一般的になっているのは、グレオリオ歴と呼ばれる、西洋から入って来た暦で普段使っているカレンダーの日付ですね。その前は、天保歴と呼ばれる太陰太陽暦です。

グレゴリオ暦の前に使われていたユリウス暦は、太陽暦の一種で地球が太陽の周りを回る周期を基にして作られ紀元前から使われていました。


グレゴリオ暦は、1582年にローマ教皇グレゴリウス13世がユリウス暦を改良して制定した暦で、その当時のキリスト教の意識が反映されたサイクルと言えるでしょう。
日本では、西洋化の進む明治5年(1872年)に導入されて結構新しいのですが、日々の生活の基準になっています。




暦とは、それを使う人達が、同じ事を意識する基準です。

キリスト意識とキリスト教の意識は少し異なる物で、キリスト意識は大切にしたいと思っていますが、キリスト教の反映の為に少し偏った意識が刷り込まれている暦は、「タイミングを合わせる為の基準」ぐらいに軽く扱いたいと思っています。


天体の運行に基づいた大陰暦や太陽暦などは、自然の法則や宇宙の真理に結びついた、私利私欲とは無縁な物と考えます。

月を中心にした暦もあれば、金星を中心にした暦もあって良いのです。
月と太陽を組み合わせた太陰太陽暦のように、いろいろな組み合わせの暦が存在するのです。

何を基準にするかによって、その働きがあるとするならば、
その為の何かを伝えてくれる。それが暦ではないでしょうか。
地球歴が太陽系の一員としての意識を育ててくれるように。


さて、明日から始まる2012/01/23の新月は、大陰暦の1月1日。
今年1年の指針としても、何かを教えてくれるでしょう。

朔望に基づくサイクルの基本は、月に重点を置いた「月と太陽」。
月が示す日常や自分自身の心や身体、感情に結びつく物事などと、大陽が示すテーマや現実化する力との関わり方や方向性を照らし合わせバランスを取るために役立ちます。
社会として見るならば、国民や大衆、一人一人が、世界や国家社会とどのように関わるかでもあります。


何を伝えてくれるかは、次の記事に書かせて頂くことにして、
この記事で、始まりについて新しい意識を持つきっかけにして頂けたら幸いです。