天王星と今夜の皆既月食 | 星からのメッセージ Urha with Star

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ウルファから愛を込めて…☆・*

今夜の皆既月食は、オリオンの頭上、牡牛の角の間
星からのメッセージ Urha with Star-201112月食


南に向かい天頂を見上げればすぐに見つかるはずです。

かけ始めは21時45分
翌日の1時18分まで、3時間半かけて満ち欠けして行きます。



最大食は23時32分

一足早く、天王星が順行に戻る為に留です。
夕暮れを迎える空の上から、じっと見つめるように
牡羊座の0°、始まりの始まりに佇みながら留まるのが興味深い…

以前牡羊座0°に入ったのが3月11日。
世界中を驚愕させ、
多くの警鐘を鳴らし
新しい時代についてそれぞれが何かを感じ取った日です。

3月21日、秋分の大陽と合となり
地震と津波がもたらした波紋は
その意味を現し始めました。

7月13日、海王星が発見以来一周目を終えてすぐ、
牡羊座の9°から逆行を続けていました。

そして、今日
皆既月食と共に天王星は順行に入ります。


革命や改革
新しい風を象徴する天王星が
必要な事を本格的に実行に移すために

今夜は、
世の中の人々が何を感じ何を思うのかを感じながら
様子を見ている事でしょう。





月食には
日食と同じようにサロス周期があります。

今回の皆既月食はサロスNo.135
周期の寿命は1615年~2877年の約1200年
70回ほどの満月の中で皆既月食となるのは寿命の中頃の23回

3回に一度は、だいたいおなじ地球上の位置に登場します。

このサイクルで最初に皆既月食が起きたのは1957年11月7日
それから300年以上、天空に現れる度に皆既月食を見せてくれます。

今回はそれから4回目にあたり、おなじ場所に始めて帰って来た皆既月食です。


1957年は、
戦後の神武景気が一時衰退し、その後の岩戸景気を迎えるためのインターバルの時期でした。
原子力発電の東海研究所設置、日本最初の原子炉JRR-1臨界となったのもこの年の末です。

この時天王星は、皆既月食の大陽と月に90°
刺激的に働きかけていたようですが
特記するような事は見つかりませんでした。

そうそう
野田総理もこの年の生まれですね^^;


月食は世の中の大きな動きよりも
人々の心や思いに働きかけるのだと思います。

戦後の昭和の礎が創られた時代
私たちが見落としていた心を教えてくれるのかもしれません。