未来へと繋がる原石を大切に磨くためのひと月。
自分らしく、自分の内なる魂の声、
内に秘めた力を信じて
少しずつ歩みを進める時が来た。
完成されたから歩み出すのではなく、
これから形を成して行く為に
大事な行程が始まったところ。
扉の外の出来事が磨き上げてくれる。
愛する家族の為の一人旅だろうか？
家族揃って新天地を求めての旅だろうか？
慣れ親しんだ世界とは違う気配に戸惑いや恐れもあるだろう。
気休めや馴れ合いでは新しい道は進めない。
扉の外に広がる道は、
一人一人が自分の出来ることを理解し
互いが助け合い、協力しながら切り開いて行く道。
磨きをかけて最高のものに仕上げて行けるように、
よく見定めて丁寧に少しずつ始めよう。
あたりを見回せば
ここぞ！とばかりに不平や不満を訴える人々もいるだろう。
勢いづいて新たな目的を掲げて進もうとする人々もいるだろう。
怒りや恐怖に駆られた思いに耳を貸すのか？
それとも新しい主義主張に同調して進むのか？。。。
もっと深く耳を傾け、心を鎮めることで
受け取れるメッセージがあることに気づいて欲しい。
慎重に見守りながらよく計りにかけてみる。
振り回されることなく、落ち着いて、そこに何を感じるのか…
まだ扉は開かれたばかり
先を急いで大切なものを見失わないように
冷静に光へと繋がる道を求めて、
みずからの内なる魂の声を聞きながら進めば、見失うことはない。
もしも、
自分の中に沸き立つ衝動があるのなら、
それは、自分のことを教えてくれる計り。
そのままにしておかないで
一度自分の内面に問いかけてみるといい…
獣のように露（あらわ）にするのか、
それとも、人として愛と知恵を用いて気骨を保ち
価値あるものに磨き上げていくのか。
前回の新月：開かれた扉の向こうへと進むために