お月さま忙しい^^; 月がプレアデスと食 | 星からのメッセージ Urha with Star

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ウルファから愛を込めて…☆・*

1月25日は、月がすばる(プレアデス星団)を隠す星食「すばる食」が起きます。

古来から、天空に輝き世界中で神話などと結び付きながらメッセージを送り続けてきた「すばる」。

大昔、夜が月と星の光だけで照されていた時代。見上げた空に輝く星の集まりは今の何倍も美しく輝き、人々に大宇宙に共に暮らすも一員としての喜びを届けていたことでしょう。
今の世界でもすばるが夜空のどこにあるか分らなくても、その名前は知られていますね。


このすばる(プレアデス)が、月と重なり合い、姿を一瞬隠すことは、古来から日食や月食と同じように注目されていたようです。

すばる(プレアデス)の中には、7つの姉妹とその両親の名の付いた恒星があります。
月の通る軌道により、隠される星もその時々で異なります。
すばる全体と共に、一つ一つが占星術的な意味を備えており、月だけでなく、他の惑星が近づいた時などには、それぞれ意味が与えられ占星術の中で扱われてきました。

ここ数年、すばるの月による食は最近何度か起きていました。
およそ19年ごとに巡ってくる「すばる食」の見やすい時期が、2006年から始まっていたのですが、今回が見納め。2024年までしばらく見られないそうです。
(おまけ:2007年4月には、金星が接近、食にはなりませんでした^^)


マルクス・マニリウスの星座や星々を詩的に歌い上げたアストロノミコ(Astronomicon)によれば、
プレアデスの乙女たちはバッカスとビーナスに愛され、綺麗に着飾り、饗宴の歓楽の中で、たちまち陽気に騒ぎ出し楽しむといいます。
しかし、その影響を受けて生まれた人は、あまり良い感じに扱われていません。
原文はラテン語で、その後いろいろと翻訳者などの思惑もまじっていると思いますが、牡牛座で気をつける度数の欄でも、プレアデスの星々に該当しそうな度数は凶として扱われています。
他の古典占星術などでも凶として扱われているのがほとんどです。

理性とかにはあまり関係なく、素直に収穫を祝い、ぶどう酒に酔いしれ楽しくはしゃいでいる姿は、
あまり人のことを気にしない自由奔放さとして強調され良くない兆しとされて来たのだと思います。
しかし、本来は子供のような無邪気さを顕しているのではないでしょうか。
(日食や月食も昔は凶として扱われていたのと同じように解釈の偏りと思います。)




その、すばる(プレアデス)が月に隠されると言うことは、心や感情を司り、日常の出来事にサイクルを与えている月が彼女たちからのメッセージを受けと取る(気づかせる)ための出来事。

自分の中に、素直に喜んだり、楽しんだりする力はありますか?
理性ばかりが優先して、素直な自分を思い込みで閉じこめていませんか?

2006年から続いていた、すばる食は繰り返しそのことを知らせ、問いかけたかったようです。

情報やコミュニケーションを司る双子座に進む前に、感性感覚を培う牡牛座。
その牡牛座は、プレアデスと金星が喜びと楽しみを教えてくれます。

本当の喜びや楽しみを経験しないまま、頭でっかちになって理屈に縛られないように、
夜空を見上げワクワクしたいですね。





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