アイヌ絵研究の最前線を学ぶ
こんばんは(・∀・)
大学院2年の長谷仁美です。
連日、9月だとは思えない暑さが続いていますね
私は外出時、ハンカチが手放せません(笑)
一昨日は、夜中に大きな雷がゴロゴロとなっていましたし。
夜中に、あの音は怖すぎますね
空も忙しい模様ですね・・・
そしてウレシパも、相変わらず色々な準備に追われ、バタバタしておりますヽ(;´Д`)ノ
でも、気合いで頑張りますっ
さて昨日の9月4日、
本田先生のお誘いで北海道大学アイヌ・先住民研究センター内で行われた
北海道立アイヌ民族文化研究センターの所内研修に参加させて頂きました。
(今回、北海道アイヌ・先住民研究センターとの共催ということで
会場が北大構内の先住民研究センターでした)
テーマはタイトルにもありますが
「アイヌ絵研究の最前線を学ぶ」でした
講師の先生方は、 佐々木利和先生 (北海道大学アイヌ・先住民研究センター教授)
五十嵐聡美先生 (道立近代美術館主任学芸員)
霜村 紀子先生 (市立函館博物館学芸員)
山際 晶子先生 (開拓記念館学芸員)
と、アイヌ絵(一般的にそういわれています)研究の名高い先生方が
一堂に会していらっしゃるという、とても貴重な時間でした
今現在、道立函館美術館で *〈夷酋列像〉特別展示が開催されるなど、
アイヌ絵に関する興味がより高まっているこの時期に最新のお話を拝聴できたこと、
とても嬉しく感じました。
ただアイヌ文化は初級レベル、
アイヌ絵に関してはド素人な私・・・・・・
でも、どの先生方のお話も大変わかりやすく
また興味深いお話ばかりで、驚くくらいあっという間に時間が過ぎてしまいましたっ
なので、すご~く楽しかったですっ
どの先生方も共通して印象に残ったのが
やはりとてもキラキラと輝いた表情でお話されていたことです
その先生方の表情をうかがうだけで「アイヌ絵が本当に面白い」ということが
見てとれるようでした。
また個人的には、五十嵐先生がアイヌ絵のことを「扉」と表現されていたことが
特に印象的でした。
アイヌ絵にはさまざまな「扉」があって、その「扉」をたたいてあけてみると
例えば歴史だったり美術だったりと、それぞれの世界につながっている。
その世界に誘ってくれるのがアイヌ絵である。
―と、このようなことをおっしゃっていて
すごく惹かれました。「私もその「扉」を探してみたいな」
と感じずにはいられませんでした。
ぜひ、みなさんもアイヌ絵を一度ゆっくりご覧になって
アイヌ絵が導いてくれる「扉」を探してみては、どうでしょうか
きっと、素敵な世界へと案内してくれると思います
長くなってしまいましたが、最後まで読んで下さり
ありがとうございました。
最後に今、函館美術館で開催されている〈夷酋列像〉特別展示についての情報を
のせておきますね。9日までなのでぜひ、このチャンスをお見逃しなくっ
(私も実はまだ行けていないので、行きたいです笑)
次の記事担当は、1年生の中村さんです!お楽しみにo(^▽^)o
*○〈夷酋列像〉特別展示
日時 7月25日(水)から9月9日(日)まで(有料)
午前9時30分から午後5時まで
場所 北海道立函館美術館(函館市五稜郭町37-6 ℡0138-56-6311)
※「夷酋列像」(いしゅうれつぞう)は,蠣崎波響(かきざきはきょう)が1790年に描いた代表作で,アイヌの指導者12人が描かれており,フランス・ブザンソン美術考古学博物館に1組11点と,函館市中央図書館に異なる1組のうち2点が収蔵されています。函館市への里帰りは1988年が最初で今回が3度目となります。