ご訪問ありがとうございます。
安東英子先生認定
美しい暮らしの空間アドバイザー＊長瀬志織 です。
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３月15日にUPされた動画です
洗濯干場にお悩みの方は多いと思います。
参考になるお話が満載です
是非ご覧ください
ずっと実家を片付けたかったNさんのお片付け②
＊今回はキッチンの一部です。
皆様こんにちは
美しい暮らしの空間アドバイザー
長瀬志織です。
今日も
「Nさんの実家のお片付け」
の続きをお届け致します。
前回までの記事はこちらです
ご依頼者：Nさん（50代）
ご実家：戸建て2階建て築50年
お母様（80代）一人暮らし
Nさんにブログ掲載のご承諾を頂いています。
Nさんありがとうございます！
前回は納戸になっていた押し入れの中段のお片付けをご紹介しました。
安東流お片付けでは1箇所ずつ仕上げてから次の場所のお片付けをするのが基本なのですが
Nさんのお母様のご事情に合わせてお片付けを進めています。
Nさんがご実家の中で一番のお悩みは、実はキッチンでした。
お母様が年齢とともに家の中の物の管理が難しくなり
Nさんが心配し始めた頃にはすでにキッチンに食品が溢れてしまっていました。
キッチンの一部です
長い期間お掃除が行き届かないままのキッチンは
お片付けもお掃除も大変過ぎて
Nさんはとても手を付ける気になれなかったそうです。
お母様はもうずいぶん前から火を使ったお料理をされず
主に電子レンジで温めるだけのお食事が中心との事でした。
お母様は生協の宅配で食品を買われていて
消費しきれないまま次の配達日が来るので在庫が増え続けています。
お母様は時々お腹の具合が悪くなるとお聞きしていましたが
賞味期限の印字が読みにくい事が災いして
気付かずに期限切れの物を召し上がってしまわれたのかもしれません。
Nさんが帰るごとに冷蔵庫の中を整理されていて
それだけでもとても時間が掛かってしまうそうです。
長い年月の様々な事情が積み重なっての大変さは
ご家族にしか分からない事ですが
お片付けを少しでも早く進めてNさんとお母様に楽になって頂きたいと思わずにはいられませんでした。
衛生面を考えると本当は
一番最初にキッチンのお片付けを始めたい状況でした。
しかし、お母様がお片付けを気持ち良く受け入れて下さるまでは
お母様の生活の中心の部分にいきなり立ち入ると拒絶されてしまう心配が有りましたので
Nさんと慎重に考えて
リビング、洗面所、物置、とお片付けを進めていました。
そんな中、
お母様がお腹を壊す事が以前に増して頻繁になってきたと
Nさんからお聞きしました💦
緊急事態です！
食品の古い物と新しい物が混じってしまい、お母様が間違えて古い物を食べてしまったか
あるいは高齢になると臭いを感じにくくなるので
お母様が食品の傷みに気付けなかったのかもしれません。
キッチンのお片付けを急がなくては！
しかし、一気に片付けて
お母様が毎日見慣れたキッチンの様子が一度に変わってしまうと混乱してしまう可能性も有ります。
キッチンは他の場所と並行して徐々に進める事にしました。
キッチンの初回のお片付けは
お母様が一番よく使われるスペースを中心に古い食品を一掃し
お母様が新しい食品だけを見やすく置ける様にする事が一番の目標です。
今回はここのお片付けです
賞味期限切れをチェックしながら全部出して行きます。
棚に並んでいた調味料のビン類を全部出すと
お父様がDIYで壁に付けたカラーボックスが現れました！
今まで見えなかった奥の壁面が見えて、Nさんは
「ピンクだったんだ！！」
とお父様のチョイスに驚いていらっしゃいました。
Nさんはこの棚収納の下のカウンタースペースに新しい電子レンジを置きたいと考えられていて、
カラーボックスに固定されていた網棚を外そうとしましたが頑丈に付けられていて外すのが大変でした。
亡きお父様がDIYされていた痕跡に出会って
Nさんは笑いながら
「電子レンジ置きたいから外させてね～」
と、お父様と対話するように作業をされていました。
Nさんが購入予定の電子レンジを
設置する場所が確保出来ました！
Nさんと一緒に時間いっぱいキレイにお掃除して
お母様が使いやすいように収納します。
before・・・・after
常温の食品はこちらに収納です。
before・・・・after
安東流では食品は引き出しに入れるしまう収納をおすすめしていますが、
ご高齢のお母様が今までの習慣を急に変えるのは難しいため
パッと見て食品がすぐ分かる様に
100均のカゴを使って並べました。
食品の収納はこれからNさんがご実家に毎週帰られた時に
お母様の使い勝手を確認しながら工夫して変えて行かれます。
賞味期限切れの物・・・ 残す物
この日、押入れとキッチンの
お片付けで出た処分品の一部です。
後日、Nさんはお忙しい合間にキッチンの続きのお掃除を頑張られて、写真を送って下さいました！
ピカピカです！
ここは汚れが特に激しかった部分でした。
キッチンのお片付けでNさんと一緒にお掃除をした時に
お掃除だけでも時間が掛かり
今までNさんがなかなかやる気になれなかったお気持ちがよくわかりました。
でもNさんはこのお片付けをきっかけに
大変なお片付けとお掃除に勇気を出されて本当に頑張っていらっしゃいます。
私も沢山の感動に胸が熱くなる連続でした。
キッチンを清潔に使えるように
次のご訪問もキッチンのお片付けです。
続きは次回にお話ししたいと思います。
ブログをお読み下さっている皆様へ
もし実家の片付けを考え始めたら先送りせずに、少しでも親も子も若いうちに取り掛る事をおすすめ致します。
まだ親がお若い方には実家の片付けの大変さは想像出来ないかもしれませんが、親が高齢になるほど実家の片付けは大変になります。
Nさんの実家のお片付けを通して、
高齢になった親の家の片づけがどうして簡単ではないのかを感じて頂けたらと思います。
もちろん親の性格による所が大きいので
高齢の親の家の片付けでも問題なく進められる場合もありますが
大変なケースも多いと思います。
訪問お片付けのコースに
親の家お片付けコース、がありますので
親の家の片付けでお悩みが有りましたら
全国の美しい暮らしの空間アドバイザーに是非ご相談下さい
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