ご訪問ありがとうございます。
安東英子先生認定
美しい暮らしの空間アドバイザー＊長瀬志織 です。
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３月５日にUPされた動画です
便利そうで買ったけど
実際は使いにくかった収納用品、、
収納はシンプルにお掃除しやすく！
素敵なキッチンになりました
ずっと実家を片付けたかったNさんのお片付け②
＊次は洗面所です
皆様こんにちは
美しい暮らしの空間アドバイザー
長瀬志織です。
今日も
「Nさんの実家のお片付け」
の続きをお届け致します。
前回までの記事はこちらです
ご依頼者：Nさん（50代）
ご実家：戸建て2階建て築50年
お母様（80代）一人暮らし
Nさんにブログ掲載のご承諾を頂いています。
Nさんありがとうございます！
初回のお片付けは
Nさんのお母様がお片付けの心地よさを実感して頂ける事を願って
お母様が普段一番見る事が多い
リビングをきれいにしました。
お母様はNさんと私が想像していたよりもはるかに喜んで下さっていました。
しかし、それでお片付けをどんどん進められるかというと
そうではありません。
80代のお母様の気力が続くのは大変な事です。
お片付けの作業をお母様と一緒に出来ると一番良いのですが
まだまだ元気が無いお母様に無理をさせるわけにはいきません。
かと言って、Nさんとアドバイザーがお母様から離れた所で作業をしてしまうと、
お母様はご自分の家なのに疎外感を感じられてしまうかもしれません。
Nさんはその事をとても心配されていらっしゃいました。
お片付けのゴールを早く目指すために外の物置に取り掛かりたいところですが
Nさんと話し合って次は洗面所のお片付けをする事にしました。
お母様はキッチンを洗面所代わりに使っていらっしゃっるので
洗面所はお風呂の脱衣所として使っていらっしゃいました。
Nさんは安東先生のYouTubeで
「洗面所は第二の応接室」というお話を聞いて
「お客様を安心してお通し出来る洗面所にしたい」思われたそうです。
美しい暮らしの空間チャンネル
洗面所についての動画が他にも沢山有ります。
是非ご覧ください
コロナの話題が続いていた時に
洗面所が重要視された事は皆さんも記憶に新しいと思います。
お母様はコロナをきっかけにご近所の方との行き来が無くなってしまいましたが
これからは
お客様を「どおぞ～♪」と
安心して洗面所にお通し出来れば
きっとお母様が自信を取り戻して下さるはず！
Nさんと夢が膨らみました。
まだお片付けに慣れていらっしゃらないお母様の負担を減らすため
ご訪問の際の1回の作業時間を少なくしたいので
洗面所のお片付けはピッタリです！
Nさんの実家の洗面所は広くはありませんが、大容量の扉付き収納棚と吊戸棚が有りました。
Nさんもずっと中の物を見ていないので、
どれだけ物が入っているのか分からないとの事でした。
お母様が今使われている物、ストック品、古くて使っていらっしゃらない物、亡きお父様が使っていらっしゃった物まで
時が止まった様にそのまま入っていました。
お片付けの基本は
全出し→お掃除→物の見直し→収納です。
前回、リビングのお片付けをしたので物を広げるスペースが出来ました。
洗面所からリビングのテーブルに運んでNさんとお母様に要るものと要らない物を見て頂きます。
収納棚に隙間なく詰め込まれていた物を並べていくと
テーブルはすぐにいっぱいになり
「こんなに入っていたの？？」
Nさんもお母様もビックリされていました。
Nさんはアドバイザーの様に
お母様に上手に声掛けをされて
要る物と処分するものをどんどん仕分けて行きます。
テーブルが空くと次々に運んで行きます。
リビングのテーブルを作業台に出来たので
お母様に見直しをして頂く時に身体の負担が少なくて済みました。
そのためNさんも「最初にリビングのお片付けをしたのは大正解！」
と、とても喜んでいらっしゃいました。
Nさんとお母様が物の見直しを頑張っていらっしゃる間、
長瀬は洗面所のお掃除です。
物が沢山置かれていると、
物に目が行くのでほこりや汚れに気付きにくくなってしまいます。
物を全部移動すると汚れが現れてお掃除せずにはいられません
長い間手入れされず積もった砂埃をきれいにお掃除します。
扉付きの収納棚は経年で塗装が剝がれ、汚れがこびりついてしまっている部分も有り
一番下は湿気が溜まりやすかったためか傷みが酷く、底が抜けそうでした。
収納棚は汚れを落とすために洗剤を使ってしっかりお掃除したので
完全に乾くまで物を入れずに空けておく事にしました。
お掃除後、湿気を少しでも飛ばすためにNさんの案で扇風機で乾かしました。
風通しの為に窓を開けると網戸が埃で目詰まりしていました。
風が吹くと埃が家の中に飛んできそうです。
長年に渡ってお手入れがされていないと、お掃除にとても時間が掛かかります。
親が高齢でお掃除をするのが難しくなると汚れは溜まる一方で
親の家の片付けが大変なのは
お片付けと同時に行うお掃除に時間が掛かる
というのも理由の一つだと思います。
Nさんも今まで気になってお掃除したかったけれど
手を出してしまうと簡単には終わらないので
中途半端のまま家に帰らなければならなくなるのが嫌で
うかつに手を出せなかったそうです。
一度きれいにお掃除しておけばその後のお掃除がグンと楽になります。
これからNさんの負担が少しでも軽くなる様に
今回も時間いっぱい出来る限り
きれいにお掃除をしました。
＊ご訪問時にアドバイザーがするお掃除は
基本的に収納に必要なお掃除です。
今回の場合もNさんのご希望によって
窓周りのお掃除までさせて頂きました。
Nさんとお母様が見直し済みの要るものです。
今日のお掃除終了後の写真です。
一度この状態を見て頂きたくて
写真を撮りました。
Nさんが
「昭和の旅館の洗面所みたい！涙出そう~」
と喜んでいらっしゃいました。
作業前・・・・after
見える所をきれいに片付けるためには
見えない所を全部出してお掃除、物の見直しをして
収納にゆとりを作りたいです。
before・・・・after
Nさんとお母様が要る要らないの見直しを頑張って下さったので収納棚に隙間が出来ました。
この大きな収納棚に
全部の物を収納する事も出来ますが
今まで出して並べた状態で使われていたお母様が
急に全部の物を扉の中に収納すると混乱してしまう恐れが有ります。
お母様が困らない様にする事が一番大事なので
お風呂で使う物や予備の物など
普段は出して並べて置いて
来客の時にはサッと収納棚にしまえば
この状態にする事がで出来ます！
ここはNさんがお母様の毎日の習慣を考えて
工夫されていました。
上に積みあがっていたティッシュペーパーも扉の中に収納出来ました。
ティッシュペーパーは軽いものですが
頭の上から5個パックごと落ちて来るのは危険です。
もちろんお母様に丁寧にご説明したのですが
日頃の習慣を変えるのは想像以上に簡単では有りませんでした。
後日、お母様がパッと見られて積んであったティッシュペーパーが無いので、在庫が無くなったと思われて
生協の注文で買い足していらっしゃいました。
そこで次のご訪問時にNさんと考えて
全部収納せずに、買い足さなくて済む事が分かる数量のティッシュペーパーを、最初に有った位置に出して並べました。
お母様が安全に暮らせるようにする事と
お母様の生活習慣に合わせて行く事。
お片付けでどう両立させていくか
Nさんと一緒に試行錯誤は続きます。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
次回もNさんの実家のお片付けの続きをお届け致します。
またのお越しをお待ちしております！
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