こんにちは
クラウンアンバサダーのまりちゃんです
紙芝居づくりの活動を始めてから、様々な可能性があることがわかってきました。
その一つ。
クラウンの活動で訪れた高齢者施設やホスピスで出逢った方に紙芝居を作ってプレゼントしています。
例えば、ある90代のおばあちゃん。
その方の似顔絵を仲間のクラウンが描いてお渡しすると
「あらー、これ私? 嬉しい!」ととっても喜んでおられました。
写真では誰もが簡単に自分の顔を見ることはあっても、自分の絵となるとあんまりないですよね。
絵となると、描くプロセスの中で相手の方をよく見て、側にいる時間もその分長くなります。
その間自然に相手の方と会話が生まれてきます。
何が好きなんですか
どんなお仕事をされていましたか
子供の時にはどんな遊びをしていましたか
学校で思い出に残っていることってどんなことですか
など聞きながら、印象的な場面を絵にしていきます。
それをお見せすると、あ、そうだった!と思い出して次のお話に繋がっていく。
話を聞いているだけよりも、絵を見せることでイメージしやすくその時の記憶が回想されていきます。
そうすることで懐かしい記憶が徐々に思い出されていく。
そして聞くというやりとりの中で会話が弾んできます。
時々 学生さんや若い年代の方から
お年寄りとどんな会話をしたらいいのか
話題がなくて困る。。。
というご質問を受けることがあります。
世代が違うと話題って何をしたらいいの?
何を聞いたらいいの?
間を持て余してしまう。。。とのこと。
そんな時にも、この紙芝居というツールを通して相手の人生の物語に興味を持っていくという気持ちが湧いてくるようになります。
それが、もっと聞きたいとか、頷いたりとか、教えてもらうとか、一緒に分かち合うという時間になっていく。
最後に絵を並べて、聞いたお話を繋げて紙芝居の出来上がり。
それを読み上げた時に本当に嬉しそうなお顔が見えるんですよ。
紙芝居の一枚一枚をめくりながら 自分の人生を一緒に振り返る機会になるんですね。
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