こんにちは
クラウンアンバサダーのまりちゃんです
前回のブログで私が行動していく原動力について綴りました。
その一つが昨日綴った好奇心。
やりたいなあとか行ってみたい!とか会ってみたい!触れたい!という気持ち。
これはずっと持ち続けていきたいもの。
その気持ちが私がやりたい方向への一歩を進ませてくれています。
そして、それをさらに推し進めてくれている人たちがいます。
それは クラウンの訪問先で出会った人たち。
私が2003年から何度も訪問したロシアでは病院や施設などを毎日2カ所2週間ほど回りました。
数えて9回ほどロシアに行ったのでそこで出会った人たちは何千人になるでしょう。
どれもかけがえのない体験ばかりなのですが、印象的だったエピソードがあります。
モスクワにある子供病院でがん専門の病棟を訪ねた時のことです。
プレイルームのようなところにクラウンたちは通されて行ってみたらようやく歩き出したような赤ちゃんたちが
数名いました。
なんとも可愛らしい表情をしていました。
でも、ほとんどの赤ちゃんたちの髪の毛がなくて明らかに抗がん剤で髪の毛がなくなっていることが素人の目からみても
わかりました。
え、こんな赤ちゃんたちも?なんとも言えない想いでした。
赤ちゃんたちはそれを知る由もなく、ニコニコしながらクラウンたちに近づいてきます。
周りで見ているお母さんたちはそれを見ながら必死に持っていたカメラで子供たちの様子を写真に撮っていました。
赤ちゃんたちが笑うとお母さんも嬉しそう。
この上ない幸せな空気が部屋の中に漂っていきました。
後から写真を撮っていたお母さんが教えてくれました。
「来年 この子いないかもしれない。
だから、今の瞬間 笑っている顔をカメラに納めたい」
そう言われました。
必死にシャッターを押して我が子の笑顔をカメラにおさめるお母さんの気持ちが伝わってきました。
この子は来年いないかもしれない。。。
胸が張り裂けそうになり、とにかく涙を堪えなくてはと思いました。
私がそれまで生きてきた人生の中で、そんな体験したことありませんでした。
自分はクラウンとして大したことしてないし、やれることもないと思っていたけれど
目の前で笑ってくれる子供やそれを見て笑ってくれているお母さんを見て、シンプルに嬉しかったし
こんな私でも役に立てることがあるんだと思いました。
私のやりたいという気持ちを押してくれる人
それはクラウンの活動で出会った人たち
次の年まで迎えられなかった子供たちのことを思い出す度に 後悔なく生きようと思うのです。
躊躇っている場合じゃないと彼らの声が私の人生を後押ししてくれているのです。
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