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売れプロ12期生の堀琢也(ほりたくや)です。よろしくお願いします。
コロナ禍をきっかけに2020年からリモートワークは急速に普及しました。
2020年当時の私は、緊急事態宣言下において、自らもリモートワークにシフトすると同時に、オンライン商談に最適なツール選択やマニュアル作成、さらにはリモートワーク時のマネジメントの確立に奔走していました。
あれから月日は流れ、今ではリモートワークも働き方の一つとして根付いてきており、私自身もリモートワーク中心の生活を送っています。
今回は、私の経験も交えながら、リモートワークについて取り上げたいと思います。
■最近のリモートワーク事情
これまで普及してきたリモートワークですが、世の中を見渡してみると、コロナ禍での感染リスクへの対応によるリモートワーク推進から、出社とリモートワークの融合、いわゆるハイブリッドワークへシフトしてきています。
アメリカで先んじてリアル出社回帰の波が到来し、グーグルやアップルなどのIT企業で2022年から週3日以上の出社が社員に要請されていたり、Web会議ツールの提供会社のZoomビデオコミュニケーションズでさえ、フルリモートを撤廃して週に数日の出社を求めているところです。
日本でも、コロナの5類移行に伴い原則出社の方針を打ち出す企業が増えていて、皆さんも出社が増えているのではないでしょうか?
リモートワークには社員にとっては出社の移動時間の削減など、明確なメリットがありますが、
やはり経営陣からすると社員の勤務が曖昧になったり、社員同士のコミュニケーションが難しくなるというデメリットの方が大きく見えるということなのかもしれません。
「協働」が失われたことでイノベーションを起こしにくくなったということもよく言われています。
自分自身、実際企業で仕事をしていると、「アイデア出し、議論」のようなものは、出社して対面で熱量高くやりたいと感じますし、「資料作成など集中して作業したいもの」はリモートワークの方が良いと感じます。
このように、一概にどちらがいい、といいことではなく、状況に応じうまく使いこなしていくべきものなのだと実感しているところです。
■リモートワークの必要性について
一方、リモートワークは多様な働き方を促進し、これまで育児や介護等で時短勤務・休職をしなければならなかった社員が、働き方を工夫してより多くの時間働くことができるようになりました。
実際、私が働くチームでも、女性社員がリモートワークを上手く活用しながら、育児と仕事を両立して貴重な戦力となってくれています。
これは、今後も少子高齢化が進み、労働力不足になっていく日本では見逃せないことです。
私も、自分の子供が小さいときにこんな働き方があったら、もっと育児に関わり、妻をサポートできたのにな、と言い訳めいたことを思うことも多々あります(笑)
また、時折、採用面談の場に立ち会うこともあるのですが、その場でリモートワークの状況を質問されることも多くなってきました。
リモートワークがスタンダードなものになってきて、働く側としても会社選びの際の検討要素の一つに入っているのだと強く感じる場面ですし、人材採用という面でも見過ごすことができなくなってきているのだと思います。
これから企業が人材を確保し、生産性を向上させていくためには、リモートワークを上手に取り入れていくことは重要な要素だと考えます。
■私のリモートワーク事情
実際、自分がリモートワークを行っていて感じるのは、やはり社員とのコミュニケーション、マネジメントの難しさでしょうか?
その解決のためにメンバーとの1対1のコミュニケーションの場「1on1ミーティング」を定期的に実施したり、社員とタイミングを合わせて出社してコミュニケーションを取ったりと、いろいろ試行錯誤しながらその対策を行っているところです。
特に「1on1ミーティング」は、ただ社員と話せばいい、というわけでは当然なく、かといって業務の話一辺倒でもなく、コミュニケーションを通じて、社員との「関係の質」を向上させ、チーム力の向上に繋げる大切な場ですので、ミーティングを効果的に進めるための事前の準備・設計が重要になります。
そのために、日ごろから社員をよく観察して、状況把握に努めることも必要です。
また、ある程度対面で会ったことがあって関係性が構築されている場合と、人事異動等があって初対面から始まる場合ではアプローチが異なりますので、その人との関係性や状況に応じた対応をいつも心がけています。
■これからのリモートワークの活用について
実際にリモートワークを行う際は、Web会議やプロジェクト管理ツールを入れる等のハード面を整備するだけでは上手く機能せず、コミュニケーション、マネジメント等のソフト面の整備まで考えなければなりません。
特にソフト面の整備は継続的な対応が必要で、ここが成功のキモだと考えています。
加えて、出社とリモートワークのバランスを取って組織運営を進めていくことも必要ですので、
それらをトータルで支援し、お役に立ちたいと思っています。
「4年ぶり」が流行語大賞候補にもなり、世の中ではリアルな場が増えてきているところですが、せっかく普及したリモートワークについては今後もやり方を工夫して活用し、多様な働き方や生産性向上の実現に向けた最適解を追求していければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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