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みなさん、こんにちは。売れプロ11期、企業内診断士の宮本です。
今回は時事ネタから中小企業経営について考えてみます。
先日、日本経済新聞の1面でも記載されていましたが、みずほ銀行とLINEと共同の新銀行の設立中止を発表しました。
スマートフォン専業事業で若年層を取り込むのが目的で、2018年に公表され、当初多額のシステム投資および人材投入されてきました。予定では1,000万の口座獲得が発表されるなど大きな変化を期待されたため、当発表で驚かれた方も多いのではないでしょうか。
今回の中止の是非はさておき、みなさんご自身が経営者だったらこの決断できるでしょうか。
一般的に、サンクコストといわれる、途中で開発中止を発表すると回収できない投資費用は、大きく経営判断に影響します。
「これだけ投資をしたら、後には引けない!」ってどうしても考えてしまいますよね。
それは、経営資源が少ない中小企業者の方のほうが、大きいかもしれません。
ここで大事なのは、新プロジェクト立案の際から撤退基準についても考えることです。
企業を立案しているときは、夢膨らみますが、一方でリスクはどれだけあって、ワーストシナリオはどうなるかを念頭に置いておく必要があります。
我々、中小企業診断士をはじめ企業支援を関わるものとしては、経営者とともに熱を持って前向きに取り組みを行う一方、一歩引いて俯瞰的にリスクを考えることが必要ですね。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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