”タイパ”の時代にこそ、リアル講義の価値を | 『売れプロ!』ブログ -「売れる」「稼げる」中小企業診断士に-

『売れプロ!』ブログ -「売れる」「稼げる」中小企業診断士に-

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース『売れる!人気プロ研修講師コンサルタント養成講座』について情報発信しています!
塾長&講師は全国各地で年間203日講師登壇を誇る『あお先生』こと青木公司です。ぜひ門をたたいてください!

※にほんブログ村ランキング参加中です!1日1回、皆様の温かいポチをお願いします!

にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ にほんブログ村

 

こんにちは。売れプロ11期、中小企業診断士の小松弘樹です。

 

 

最近、よく聞く言葉に、“タイパ”があります。タイム・パフォーマンスの略です。


有限な時間を、できる限り効率的に使いたい、無駄に時間をかけたくないという意味合いです。


私も経済ニュース番組の録画や勤務先の研修動画などを1.5倍速で見ています。

 

うちの子供の話では、大学のオンライン授業は2倍速視聴するのが定番で、時間が短くなる分、集中力が増して理解しやすいようです。


また、最近は、音楽の曲作りでも、イントロを短く、サビを早めに持ってくるなど、”待っていられない”人たちの傾向が意識されているようです。

 

連続ドラマも、あらすじの把握を目的に、倍速で見ている人が少なくないようです。

 

倍速視聴は、情報の入手には適していますが、音楽やドラマなどの情緒的なコンテンツでは、果たしてどうなんだろう?と思ってしまいます。


時計メーカーのセイコーでは、毎年「時間白書」をまとめていますが、時間に追われたり(66.3%)、時間が足りない(48.0%)と感じる人が、年々増えているそうです。しっかり稼いでいる中小企業診断士の方々は、まさに該当することでしょう。

 

 

このように、せっかちになったり、最後まで読んだり、聴いたりしない行動様式が世の中で広がっています。自分自身も、振り返れば、この傾向が強くなっていると感じます。

 

倍速で時間が浮いた分だけ、あれもこれもやりたくなったあげく、時間に追われ、中途半端になりがちな側面もありそうです。


先日の売れプロでは、セミナーテキスト作りを行いましたが、タイトルが如何に重要かということを、青木先生は繰り返し、おっしゃられました。

 

セミナーのコンテンツは当然として、さらに、キャッチーなタイトルでないと興味を持ってもらえず、集客につながりません。タイトルに興味がなければ、最初から選ばれないのです。


他方で、セミナー動画が溢れ、倍速視聴が当たり前の時代に、リアルなプレゼンテーションの価値を発揮するにはどうしたらよいか、参加者にどういった顧客体験を提供できるのか、という観点が重要になっていると思います。ある意味では、参加者にとっての1倍速は贅沢とも言えます。

 

リアルだからこそ、声のトーンや抑揚、適度なスピード、間合い、アイコンタクト、問いかけなどを上手に操ることができる、コンサルタント、研修講師としての力量が問われてきます。


売れプロ講座も合宿を終えて、カリキュラムも折り返しとなりました。

 

“タイパ”の時代に、リアルのプレゼンで評価される講師になるため、残りの講座に臨みたいと思います。
 

最後まで読んでいただきありがとうございました。



※にほんブログ村ランキング参加中です!1日1回、皆様の温かいポチをお願いします!

 

 

にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ にほんブログ村