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こんにちは。売れプロ10期生の村中です。
前回までのバックキャスト思考の戦略(3)で、バックキャスト思考の考え方や方法論などを述べてきました。
バックキャスト思考はこれまでも説明してきましたが、戦略や未来像を描くのに有効な方法であることは、繰り返し述べてきました。
一方で、考え方や方法論を理解しても、「実際にこれであっているのだろうか?」や時間が経つと段々と忘れていってしまうこともあるかと思います。
そう言った時にはテンプレートを使うことで手順や考え方が整理され、一定の品質担保に役立つと思います。
そこで、本日は、バックキャストのテンプレートについて紹介をしたいと思います。
戦略立案を専門とするコンサルタントや、経営企画部ではバックキャストのテンプレートはあるものの、
webでバックキャスト,テンプレートで検索してもなかなか出てきません。
私がお勧めしたいのは、首相官邸の政策会議の中にある「経営をデザインする」の経営デザインシートをお勧めします。
こちらは事業再構築補助金の応募者向けに未来の事業を創出する経営者に向けても使用を推奨されています。
経営デザインシートは用途別に用意をされており、解決動画も充実しています。
目的に合わせて、ご活用いただけるとバックキャスト思考の戦略立案に役立てられるのではないかと思います!!
※首相官邸の政策会議「経営をデザインする」より
【余談 売れプロ実務実習】
先日、売れプロ実務実習が終わりました。
売れプロ実務実習では2チームに分かれて、それぞれの課題に対して提言を行います。
私のチームでは新たな事業への進出がテーマになっておりましたが、
メンバーの個性が発揮され、これまでの売れプロで学んだことを駆使する機会となり非常に学びの多い、実習となりました。
異なる専門分野を持つ診断士の提言のため、データの扱い方を一つとっても、その見せ方、信頼性の高い情報リソースなど、目からウロコの発見ばかりでした。更に私の知らないツールなど、メンバーが一丸となって、提言考えるという濃密な時間を過ごすことができました。また、実際に現地に赴いた調査や、専門分野による提言は他では得難い財産となりました。一緒のチームで活動したメンバー及び、的確なアドバイスで私たちの提言をレベルアップに導いてくださった青木先生にはこの場を借りて感謝の気持ちを表したいと思います。
「ただただ感謝です。ありがとうございました!」