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中小企業診断士の伊藤英幸(いとうひでゆき)です。

第2回目のブログです。よろしくお願いします。

第1回目は、こちら。

 

 

 

「診断士はマジックライセンス」といつも青木先生が言われます。私が診断士業務を行う上で目指して行きたい、と思っている点を今回は書かせていただきます。

 

1. 人事・組織、マーケティング、生産に加え、財務を加えた一体化としての対応

2. 会社の中と外からのアプローチ

 

世の中には人事・組織、マーケティング、生産のそれぞれで、優れた会社がたくさんあると思います。ただ、それを活かすのも、資金が調達できての話です。創業期、成長期、成熟期、そして衰退期でも、資金がなければ次のステージには進めません。

 

そこで、財務を含めて総合的に取引先を見ているというと、まず金融機関(=銀行)が思い浮かぶと思います。ただ、金融機関が、融資を行う際に企業をどの様に見ているかと言うと、実際には以下の場合が多いと思われます。

 

・過去の数字に基づく(多くの場合、過去3期)

・将来は1期程度、会社の見込みに基づく

・保全(担保・経営者の保証、保証協会)に依存する

 

最近、事業性の評価云々と言われますが、なかなか難しい、というのが個人的感想です。金融機関の担当者は忙しいです。取引先は少なくて50社、多ければ200社程度を一人の人が担当する場合もあると言われています。特別な場合でもなければ、1社に時間を掛けて分析、と言う訳には行きません。

 

そこで私が診断士として目指すのは、企業の立場から見ると、自社の業績向上のために、人事・組織、マーケティング、生産の改善を進めて行くこと。結果に繋げると共に、財務の改善を行っていく、ことです。

 

加えて、その計画と進捗(PDCA)を社内で把握して、結果に繋げる。そして、それらを金融機関に分かりやすい形(書類)で示すことにより、金融機関の理解を高めて融資(資金)の獲得、金融支援に繋げていく、まさに事業性評価を自身で行い、外部にも発信することです。

 

また、診断士という外部の人間が、会社の内部の人々と協力することにより、第三者的に、ただし会社の内情を理解した上での対応に繋げることです。

 

これらを、顧客志向、未来志向、現実思考で行っていきたい、と思っています。

顧客志向:顧客のニーズに基づいて

未来志向:未来の成果(売上・利益向上)を目指して

現実思考:顧客の経営資源(人・モノ・金)に基づいて

 

そんな仕事が出来る様に、企業に信頼される様な診断士になるために、売れプロでも、自身の勉強でも研鑽していきたいと思っています。今回も、ブログを読んでいただきありがとうございました。