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みなさん、こんにちは
売れプロ9期生 府川 聡治です。
私は中小企業診断士のリアルなお仕事をシリーズでご紹介していきたいと思います。今回は9回目の投稿となります。
今回は、直近2回のブログでも引用したデータで見るシリーズの最終回です。
中小企業診断協会「データでみる中小企業診断士(2016年版)」よりデータを引用したいと思います。
「企業内診断士」という言葉を聞いたことがありますか?
この単語の対となるのは「独立診断士」となります。
独立診断士とは、中小企業診断士として独立開業し、個人事業主として仕事をしている方々のことです。
一方、企業内診断士とは、一般企業や公的機関に所属している方々で、日中はサラリーマンをしながら土日や夜に中小企業診断士の活動をしている方々が多いと思います。
サラリーマンとして忙しい日々を送りながら中小企業診断士試験を突破されているだけでも凄いですよね。
さて、ここでデータです。企業内診断士と独立診断士はどちらが多いと思いますか?
実は、企業内診断士の方々の方が多く、全体の約56.5%であり、半分以上は企業内診断士なんですね。
カテゴリー別では、金融機関を除く民間企業が最も多く、32.3%、次いで金融機関8.2%となっています。公務員や公的機関の方々も多く6.2%です。
私自身は、前職を退職した後に中小企業診断士資格をとったので企業内診断士であったことはありません。中には、資格を取ってすぐに退職し、独立される方もいます。
売れプロの同期にも若くて優秀な独立診断士が多くいます(スバラシイ!)。
彼らのような若くて優秀な独立診断士が成功し、業界を引っ張っていってくれると確信しています。
一方、企業内診断士として活躍されている方々がとても多いという印象があります。
プロコンや研究会だけでなく、協会の中心的役割を果たしている方々の多くが企業内診断士の方々なんですね。
売れプロにも4名の事務局の方々がいらっしゃいますが、全員企業内診断士です。
個人的な考えですが、最初は企業内診断士として登録し、数年間の経験を経た後、独立してもやっていけそうだという感触を掴めてから独立するのが王道のひとつと思います。リスクが小さくなると思います。
独立診断士や企業内診断士以外にも「年金診断士」という言葉を耳にすることがあります。
年金をもらいながら気ままに診断士業務をやられている方々のことを指しているのだと思います。
企業内診断士として、最後まで勤め上げた後、定年退職後、診断士として独立する方々が多いのだと思います。コンサルタントには定年はないので、やる気と体力があれば、何歳でも働くことができます。特に年金というベーシックインカムがある状況で働くのであれば、気持ちにも余裕がでるというものです。
案外、年金診断士が一番幸せかもしれませんね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。