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こんにちは。売れプロ9期生の太田治雄です。
リーダーに関する理論は中小企業診断士の教科書に載っているものだけでも6つ以上、ほかにもリーダー論として本当に様々な書籍が出版されています。今回はリーダー論、中小企業診断士の教科書的・理論的なものとは少し離れて、私が見てきた優秀なリーダーの特徴について書こうと思います。
私が今までの20数年の仕事人生で出会った優秀なリーダーに共通することは、コミュニケーション力の高さ、中でも組織の内外への説明のうまさ、説明力の高さでした。
私の主観でその方々の特徴をまとめると以下の通りになります。
・言葉を適切に選び誤解のないようにすること。語彙力がある。
・プロジェクトメンバーに指示をする際にはその仕事の背景、納期、期待するアウトプットのレベルを指示 指示される者のレベルに合わせて納得するできるように説明する。
・反論する際には過去の議論とデータを用いる。
・例え話や具体例のエピソードトークがうまい。
説明できるためにはその内容をすべて理解していなければなりません。ある大手電機メーカー出身のプロジェクトマネージャーが顧客との1年前の議論の経緯を正確に記憶していて驚いたことがあります。
おまけに、私がIT業界でプロジェクトリーダーをやるうえで心がけていることをお話したいと思います。
3つの「配る」です。
・目を配る
・気を配る
・情報を配る
・目を配る・・・観察することで、メンバーの体調や仕事ぶりの変化が分かります。また、トラブルの前兆にいち早く気づくことができます。
・気を配る・・・傾聴したりコミュニケーションをとることで、メンバーの考えやプロジェクトの情報を得ることができます。チームビルディングを進めることができます。(情報のインプット)
・情報を配る・・・リーダーのところで情報が止まっていると、業務が滞ったり、チームメンバーにリーダーへの不信感が生まれます。得た情報はできるだけメンバーと共有しておくと、チームのパフォーマンス低下を防ぐことができます。(情報のアウトプット)
以上、読んでくださった方の何かのお役に立てれば幸いです。