地方の独立診断士の実状と今後  その⑥ ~民間コンサル業務~ | 『売れプロ!』ブログ -「売れる」「稼げる」中小企業診断士に-

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皆さんこんにちは!売れプロ9期生の中田祐輔と申します。

ブログ執筆は今回で6回目になります。

「地方の独立診断士の実状と今後」について1年間10回に分けて投稿しております。

 

今回は地方における民間コンサル業務について話したいと思います。l

 

一般社団法人中小企業診断協会が調査した「データでみる中小企業診断士2016」では、

中小企業診断士業務のうち、公的業務の比重が高いと答えた人の1日当たり平均報酬は、

診断業務              47,500円            

経営指導              37,900円            

一方、民間業務の比重が高いと答えた人の1日当たりの平均報酬は、

診断業務              105,200円          

経営指導              110,100円          

となっています。

民間コンサル業務は、自分自身で交渉を行うため仕事の獲得に実力が試されますが、1つ1つの仕事の単価は高い傾向があります。

 

セミナー登壇機会が少なく、診断や経営指導業務が収入の中心となる地方において、診断士として安定した収入を得るためには、民間企業と定期的なコンサル契約を結び顧問診断士となることが大切です。

しかし、診断士として顧問契約を結ぶことは簡単ではありません。その理由は、コンサルティング業務は毎月必ず行わなければならない事務手続き等があるわけではないからです。

そのため、独占業務があるような他士業に比べると顧問契約を結ぶことはなかなか難しいのが現状です。

 

独立開業をする診断士は、この民間コンサル業務をどれだけ獲得していくことが出来るかで高収入を狙えるかが決まってきます。この獲得には、中小企業診断士としてのスキルはもちろん、営業力やコミュニケーション能力も求められます。

 

それでは、どうすれば業務受注を獲得できるか。

そのポイントについては次回ブログでお話させていただきます。

ではまた!