地方の独立診断士の実状と今後 その① ~本当に食っていけるの?~ | 『売れプロ!』ブログ -「売れる」「稼げる」中小企業診断士に-

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皆さんこんにちは!

売れる!人気プロ研修講師・コンサルタント養成講座(略して売れプロ)

9期生の中田祐輔と申します。

 

私は、2020年3月に中小企業診断士資格を取得後独立し、

現在は北陸地方を中心にプロコンサルタントとして活動しております。

 

「地方の独立診断士って本当に食っていけるの?」

 

これは私にとって、独立する前の一番の不安事項でした。

地方で診断士を目指されている方、また独立を考えている企業内診断士の方なら、「独立して食っていけるのか?」ということは、一度は考えられたことがあると思います。

 

そこで本ブログでは、私中田が独立してみて感じた、地方の独立診断士の実状と今後について、今後1年間10回に分けて、お話させていただきたいと思います。

 

 

第1回目のテーマは、“本当に食っていけるの?” です。

 

まず率直に私見を申し上げると、地方の独立診断士は

「食ってはいけるがかなり厳しい」状況だと感じております。

つまり食ってはいけるだけ稼げるが、高収入を稼ぐには相応の工夫と努力が必要だということです。

 

まず地方で独立すると、最初は民間のクライエントを持たないことが多いため、行政機関の窓口業務や専門家派遣、中小企業診断協会からの案件などを中心に経験を積むことが多いです。

ただこれらの公的業務も地方では経験や知識がないと、受託することさえできないことが多く、独立直後でも自身のブランディングと営業、自己研鑽などの努力が必要となります。

そしてこれらの業務を受託でき、少しずつ経験を積んでいったとしても、すぐには高収入に結びつかないのが現状です。

 

その理由は以下の3点です。

①公的な業務・案件はあるが、民間に比べ報酬・時間単価が低いことが多いため

②民間案件数やセミナー登壇機会が大都市圏に比べ圧倒的に少ないため

③既に過当競争の状態にあり、今後更なる競争激化が予想されるため

 

これらの詳細については、次回ブログでお話をしたいと思います。

 

以上の通り、地方の独立診断士の置かれた環境は非常に厳しいと言えます。

それではどうすれば稼げる地方の独立診断士になれるのか?

 

私の次回ブログ投稿は、2020年10月5日(予定)です。

 

それではまた!